教師のやりがい3つ【離れて気づいた】

自己啓発等休業

・教師を目指しているけれども、「教師はブラック」「教師は大変」と聞くので、正直迷っている。

・現役教員だけど、大変すぎて、やりがいを見失っている。


このような悩みをもった人が、もう一度「教師のやりがい」について考えるきっかけになるよう、書いています。



筆者のプロフィールは下記の通り。

・中学教員8年目(記事執筆時)※現在は教職を離れ、別の仕事に就いています

・一時的に現場を離れて、大学院で教育哲学を研究中

・NPOの業務委託スタッフとして、週2回ほど定時制高校のサポートや、中高生向けのオンライン相談


自分は教員という立場のまま、一時的に教員を離れている立場。


「教師のやりがい」について、教師を離れたからわかったことをお伝えします。

【期間限定10/11まで】Amazonの聴く読書、Audible(オーディブル)2ヶ月無料キャンペーンが久しぶりに始まりました。新規会員登録で月額1,500円×2ヶ月=3,000円→0円
無料体験では好きなオーディオブックを2冊1もらえて、解約後もそのまま利用OK2。運動・通勤・家事しながら読書することで、貴重な時間を有効活用できます。少しでも興味があれば、以下リンクからオーディオブックを手に入れて“無理ない読書習慣”への一歩を踏み出してみませんか?
»Audibleを今すぐ2ヶ月無料体験する
スポンサーリンク

離れて気づいた、教師のやりがい3つ

離れて気づいた、教師のやりがい3つは以下の通り。

・社会貢献性が高く、それを実感できる

・ゆたかな感情を味わえる

・裁量権が大きく、クリエイティヴに働ける

社会貢献性が高く、それを実感できる

やりがい1つ目は、社会への貢献度が高く、かつそのことを実感できるという点です。


世の中にある仕事で、社会に貢献していない仕事なんて基本的にはないと思いますが、教師は社会に大きく貢献できる仕事だと言えます。


なぜなら、教師は、未来をつくる子どもの成長・人生を預かる仕事だから。また、特に公教育は、家庭環境が厳しい子たちの居場所でもあり、彼らにとって学校は重要な役割を果たします。




さらに、教師の仕事は、社会へ貢献していることを強く実感できます。


例えば、いい授業をしたら成績も上がるし、子どもや保護者から、「ありがとう」と感謝されることも多いです。
※逆もしかりで、悪いことも直接的にフィードバックが返ってきます。

あつい
あつい

「教師の仕事は種まき」で、すぐには成果は感じられないという意見もありますが、自分はそんなことはないと思います。

もちろん、子どもの人生を左右する仕事なのでその責任は重大です。


例えば、私は現在NPO法人で不登校の相談を数多く受けています。すると「学校の先生が助けてくれない、わかってくれない」と話す生徒が多いこと多いこと…。


かつ、先生が嫌いだったからその教科が嫌いになった、みたいな話もよく聞きます。




未来をつくる子どもの成長・人生に直接たずさわり、影響を与える教師の責任は重大ですが、その分、社会貢献性も高い仕事だと言えるでしょう。

ゆたかな感情を味わえる

2つ目は、ゆたかな感情を味わうことができることできるということ。



「ゆたかな感情」と書いたのは、単純に感動することが多いというだけではないから。


確かに感動する瞬間は数多くあるのですが、それだけではありません。


わかりやすい言葉で表すと、ゆたかな感情=喜怒哀楽というのが近いと感じます。

  • 新学年が始まってどんなクラスを受け持つのだろうというドキドキ…
  • 生徒指導のことで保護者に電話をかけなきゃいけない時の憂鬱感…
  • 指導がうまくいかなくて、週末なんだかんだとモヤモヤ考えちゃうあの感じ…


このような微妙な感情もありますよね。


その一方で、

  • 一緒にお昼ご飯を食べてる時のたわいもない会話の楽しさ
  • 「先生ありがとう」「先生の授業たのしい!」って言ってもらえた時の喜び
  • 卒業式や、離任式なんかで感じるなんとも言いがたい感動…

みたいな、幸せを感じることもたくさんあります。


ポジティヴネガティヴひっくるめて、ゆたかな感情を味わえるのが教師の仕事の特徴です。



自己啓発で有名なアンソニー・ロビンズの言葉に、

人生の質は、感情の質



というものがあります。


これは、どんな感情を味わうかが、人生の質を決めるという意味。


この言葉に当てはめるならば、笑ったり、泣いたり、怒ったり、感動したり、あらゆる感情を味わえる教師という生き方は、人生の質を高めることにもつながるのではないでしょうか。


↓アンソニーロビンズのこの2冊はオススメ。自分自身の自己啓発だけでなく、生徒指導でも使える。


裁量が大きく、クリエイティヴに働ける

教師になってすぐの頃から、裁量が大きく、クリエイティヴに働けるのもやりがいの1つです。


例えば、1年目から担任をもつ先生も少なくありませんよね。




担任をもつとクラスの仕組みづくりや、掲示物作成、行事やレクリエーションの指導、保護者対応etc…数多くのことを自力で進めていかねばなりません。


もちろん授業も自力で考えていかねばなりませんし、とにかく任される余地が大きいです。


これは一般的な会社員1年目とかではなかなかないことなのではないでしょうか。




自分が特に楽しかったのが、卒業生を送る会です。


3年生の先輩たちに喜んでもらえるように、子どもと一緒にサプライズを考えたり、創作したりするのが楽しかったです。


確かに、若手の頃から裁量が大きすぎるのが、教師の負担となっているという指摘もあります。


しかしポジティブに捉えると、若い頃から自分自身で考え、自由に創作し、工夫する余地はとても大きいということです


その中に喜びや楽しさは、間違いなくやりがいにつながりますよ!

あつい
あつい

あとは、子どもって正直で、教師の人としての未熟さを的確に突いてきます。

なので、子どもの声を素直に聞くことができれば人間的な成長もできると思っています。これもやりがいの一つかもしれません。

で結局、教師になるのはオススメか?(教師を目指すときの注意点)

教師がやりがいがあるのはわかった。

じゃあそんなやりがいの大きい教師を、やっぱり目指した方がいいのだろうか?

ここからはこのような疑問に答えていきます。


で、結論としては「教師のやりがい」に魅力を感じ、かつ以下の2つのことを受け入れられる人は教師を目指すといいと思います。


逆に言うと、以下の2つのことを受け入れる覚悟がなければ、教師になることは正直オススメしません。

教師を目指すときの注意点

・特有のブラックさ

・教師からの転職が難しすぎる

特有のブラックさ

まずはみなさんご存知の通り、特有のブラックさがあること。


特に次の労働条件は、個人的にもかなりおかしいと思います。

・仕事がたくさんありすぎて、時間内に終わらない

・残業代が出ない(定額働かせ放題)

・経験したことのない部活の顧問を半強制的にやらねばならない


また、自分自身が特に苦労したのは職員関係でした。




まーーーー本当にしんどいことだらけでしたね。

  • 恫喝(これがダントツ多い)
  • 無視(これもまぁまぁ多い)
  • 大量の仕事の押し付け(かつ期限近すぎ)


など、訴えたら十分にパワハラ案件になりそうなこと、たくさん経験しました。


実際、鬱病で休む先生も少なくなかったですしね。


私は耐え切りましたけど、卒業式の最後の学活以外涙を流さないような自分が、職員室で泣いたことくらいなら何回もあります。

あつい
あつい

パワハラの経験については以下の記事に書いています。
この記事は毎月800回くらい読まれています。

残念ながらパワハラはいろんな学校で起こっているということなのでしょう。


【重要】
労働条件は自治体によってかなり変わるので、これから教師を目指す人や、今の労働条件に耐えられないという人は、他の自治体の先生の話を聞いてみることをオススメします。

自分の自治体の常識は、他の自治体の非常識!なんてこと、たくさんありますので。

教師からの転職が難しすぎる

もう1つは、教師からの転職は難しすぎること。


教師って「教師」という専門職なんです。教師の世界でいくら頑張っても、それ以外の世界ではまず評価されません。


転職活動をやってみればわかりますが、教師から転職しようと思うと基本的には未経験での転職になりますし、未経験での転職は給料が100万円ダウンとかザラです。


また、年齢が若ければまだいいのですが、30歳を超えたくらいからだと未経験の職種への転職もかなり限られてきます。


教師になるのだとしたら、「教師として一生生きていってもいい」くらいの覚悟は必要なんじゃないかなと個人的には思います。

あつい
あつい

転職活動の体験談は以下の記事に書きました。

「民間→教師」は何歳からでもなれますが、
「教師→民間」はかなりハードモード。

大学生で教師になろうか迷っている人はひとまず民間に行ってみるという選択でもいいと思いますよ!


いろいろな人の意見を聞いてみることが大切です

うーん…いろいろ聞いたけど、やっぱり迷うなぁ…

この記事で書いたことって、ただの1つのサンプルにすぎませんよね!


そこでオススメなのが、もっといろいろな人の話を聞いてみることです。先も書きましたが、自治体によってもかなり教師の実態は違いますので、いろんな自治体とか、私立公立問わず、話を聞いてみるとよいと思います。



また、直接人と会わなくても、本を読むのもオススメです。


ここでは、教師のやりがいについて学べる本を2つ紹介します。


1つは、元中学体育教師の原田隆史先生の本。荒れた学校を立て直したときの経験が書かれています。教師という仕事のハードさと、やりがいについても感じることができるでしょう。



もう1つは、大阪の大空小学校という公立小学校について書かれた本。障害をもった子や、いろんな課題を抱えている子たちが、同じ教室で学んでいる学校の物語です。この学校は、先生の働き方改革も進んでいて、「残業なし」を実現したことでも注目が集まっています。

↓映画もかなりいいです。

こうしたものに触れてみて、「やっぱり教師って楽しそうだなぁ」「やりがいあるよなぁ」と思えるならば、ぜひ一歩を踏み出すべきです!


いろんな人と話をしたり、本を読んだりして、悔いのない選択を!


応援しています!