【実録】自己啓発等休業の取得までの流れ

自己啓発等休業


この記事では「自己啓発等休業」の具体的な取り方について書いていきます。


さて、1つ注意事項があります。


それは…これがあくまでも「体験談」だということ。


細かい部分は自治体や学校によって異なると思います。詳しくは各学校・自治体の指示を必ず確認されてくださいね。

きらら
きらら

わたしも自己啓発等休業とろうかしら

あつい
あつい

きららは毎日「休業日」みたいなもんでしょー!

【期間限定10/11まで】Amazonの聴く読書、Audible(オーディブル)2ヶ月無料キャンペーンが久しぶりに始まりました。新規会員登録で月額1,500円×2ヶ月=3,000円→0円
無料体験では好きなオーディオブックを2冊1もらえて、解約後もそのまま利用OK2。運動・通勤・家事しながら読書することで、貴重な時間を有効活用できます。少しでも興味があれば、以下リンクからオーディオブックを手に入れて“無理ない読書習慣”への一歩を踏み出してみませんか?
»Audibleを今すぐ2ヶ月無料体験する
スポンサーリンク

2月〜3月 休業を考え始める、大学院訪問する


私がこの記事を書いているのは教員7年目の年に当たります。


そして、自己啓発等休業を検討し始めたのは5年目の終わり、2月頃でした。


ちなみに私は6年終了時点で人事異動が確定していました。


なので、5年目の終わり〜6年目(勤務校のラストイヤー)に休業に向けて動いたということになります。




休業を考え始めたきっかけは、自分にあった勉強の環境がなかなか見つからなかったことです。


私は元々研究や勉強が好きで、いろいろな研究会や勉強会に通っていました。


しかし、4年目くらいからなんとなく物足りなさを感じ始めたのです。


また、なんとなく「このまま公立学校の教員やってていいのかな…」という思いもありました。


そんなときに今お世話になっている教授とのご縁がありました。


2月にメールを入れ、3月の終わりに実際に研究室訪問をして、ある程度大学院進学の意志を固めました。

私の場合、大学院進学を考え始めたのは進学1年前の2月〜3月

4月〜7月 大学院出願に向けて動く

管理職に進学・休業の意思を伝える


新年度(6年目/勤務校のラストイヤー)に入った時点では、まだ進学の旨を誰にも伝えていませんでした。


最初に学校に話をしたのは5月。校長面談があったので、そのタイミングで校長先生と教頭先生に進学の意思を伝えました。




その後はとにかく学校の仕事がとんでもなく忙しく、次に大学院関係で動いているのが6月の中旬でした。


その時点で正式に教授に大学院進学の旨を、メールで伝えています。


また、校長先生に話をしたときに「有給で大学院に行く」という打診もありました。


これは「在職教員の大学院派遣制度」という自治体独自の制度です。


とっても迷ったのですが、

  • 研究の自由度
  • 出世コースに乗ってしまいそうなこと
  • 翌々年度以降での大学院進学になる(転勤先に迷惑をかけてしまう)こと

などの制約を考えて結局有給の話は断り、無給での大学院進学(自己啓発等休業)を決断しました。

まずは管理職に相談する

出願資料を作成する ー おそるべし研究計画書

7月末に出願があり、それまでに大きなハードルがありました。


それが研究計画書です。


私の場合、大学時代は理系学部におり、教育とは無縁のところにいました。


なので、自分自身の教育に関する先行研究があるわけでもなく、ゼロからのスタートでした。


メールを見返すと7月1日の時点で第一稿を教授に送っていますが、ズタボロの内容です。この時点での完成度は2%くらい。


加えてこの頃、宿泊行事のキャップに加えて、テストや年度末処理、上司からのパワハラとも戦っていたのですさまじい日々を過ごしていました。



けど、正直出願までたどり着くのだろうか…とかなり疑問でした。


実際教授にも2月にある2次募集にしようかと相談しています。


ただ、ここ結構重要なのですが…

学校・自治体の人事調整のことを考えると2次募集では間に合わない


ちょっと考えてみればわかりますよね。2月の入試だと合否が確定するのが2月末とかです。


そこから「自己啓発等休業」の手続きをするのではどう考えても間に合わないのです。


なので基本的には一次募集(7月末出願、9月入試)での出願になると思われます。




結局、学校の多忙は続き、研究計画書に本腰を入れることができるようになったのは学校が夏休みに入ってから。


その時点で出願10日前とかでした。


しかし、そこに更なる試練が襲い掛かります…。


それは…祖父の死!!


祖父は高齢でそこまで長くないことはわかっていましたが、予想より早く亡くなってしまったのです。


もう「てんやわんや」とはこのことか!という状況でした。




こんな時でも出願は待ってはくれません。


なので、宿泊先のホテルでお通夜のあとに夜中までずっと研究計画書を書いていたことを覚えています。



で、結局計画書は書けたのかって?


書けたから、今こうやって大学院に通えているわけです。


ま、本当に出願日のギリのギリまでかかりましたけどね…涙

研究計画書はとっても大変!

8月〜9月初旬 大学院入試の勉強をする〜受験本番


大学院入試に向けての勉強を始めたのは8月からでした。


各大学院によると思いますが、私の大学の場合は過去問の取り寄せが可能でした。


なのでほぼ過去問を使って勉強していました。





そしていざ入試本番。


入試は9月最初の日曜、月曜の2日間に行われました。




と…実は私はここで大きなミスをしています。


私の大学院には「一般枠」と「社会人枠」がありました。


これらの違いの1つとして「英語試験の有無1」がありました。




私は英語の教員です。


なので、英語入試を受けた方が逆に強みが出せると判断し「一般枠」で申し込んでしまったのです。


(かつ出願直前とんでもなくバタバタしていたので余り深く考えなかった)


しかし後から「一般枠」と「社会人枠」の大きな違いに気づきました。



それは…

社会人枠→入試が日曜日だけ

一般枠→入試が日曜・月曜の2日間

という事実!


そしてなんと、入試のある月曜日には勤務校の始業式があったのです…。


「これはまずい」ということで気付いた時点で大学院側にダメ元で変更を申し出ました。


しかし、まぁ当たり前ですが変更は不可能でしたね…。




私の場合は学校側にとっても理解がありました。


なので、管理職が学年にも上手に声をかけてくださり難なくお休みはいただけました。


ただやっぱり始業式に学級担任がいないという事態になってしまったのは、あくまで個人として申し訳ない思いでした。


みなさまはこんなミスがないように募集要項はとにかくしっかり読み込まれてくださいね。




筆記試験(受験1日目)と面接試験(受験2日目)を終え、無事合格をいただいたのが約10日後のこと。


合格が嬉しかったかと言われたら正直微妙なところでした。


というのも「あぁこれで本当に来年は休職なんだなぁ」という不安も同時にあったからだと思います。


新しい環境にいくというのはいつだって不安なものです。

入試に向けて募集要項はしっかり読む

9月中旬〜3月 合格後の手続きと、お別れの準備をする

入学手続きを済ませる(社会人にとってめちゃ大変!)

合格後はまず入学手続きを済ませました。


この入学手続きが社会人にとってはなかなかハードルが高かった!


というのも平日の昼間にしかできない手続きが結構あったからです。


つまり仕事を休んで手続きするしかないことがいくつかありました。



まず意外なハードルとなったのが大学側へのお金の振込でした。


なぜならお金がなかったから…


というわけではなく「銀行の窓口振込しか対応していなかったから」です。


この時点でどこかで職場を中抜けしなければいけないことが確定です。





あとは、ネットバンクのカードしか持ち歩いていなかった私は現金を一度自分の口座から引き出す必要が出てきたり…。


いざ引き出そうとすると1日の引き出し限度額に引っかかったり…。


細かい部分はもう忘れてしまったところもありますが、他にもいくつか制約があったように記憶しています。


結局、授業の合間に時間休をいただいて振込に行ったものの1日では振込が完了せず、2回時間休をいただくことになりました…。





さらなるハードルとなったのが大学側への資料の提出。


これが「特定の日」に「直接持参」しか認められないという…。


いやーどんだけ社会人泣かせやねんという話でしたが。


幸い私は関西に同じく大学院生の友人がいました。


なので、その友人に資料を送り、代わりに手続きしてもらうという形をとりました。


(提出日当日はキャップをやっていた行事があったので、どうにも抜け出せなかった)




しかし、そんな手段がとれる人ばかりではないでしょう。


そもそも先生は子どもが来ている平日昼間に抜けること自体がとっても難しいので。


もうちょっと社会人にとってやさしいシステムになってほしいなとは思います。


(大学院は何かとやっぱり”学生向け”だと感じることが多いです)

入学手続きは社会人泣かせ

職場で休業に向けた手続きをする

大学院の手続きと比べれば、職場での手続きなんてそんなに大変なことはなかったです。


正確には覚えていないのですが、教頭先生にたまーに呼ばれて何回かに分けて手続きをしました。


回数にして2〜3回と言ったところでしょうか。



研究内容を簡単に書いたり、進学先の大学院に関して詳細を伝えたりというくらいのものでした。


少なくとも私の自治体・学校では教頭先生が主導で進めてくださっていました。


なので私に何か大きな負担がかかるということはありませんでした。

学校側との手続きはそんなに大変ではない

勤務校での仕事に全力をそそぐ

手続き以外の時間は大学院のことはほとんどやらず、勤務校での仕事に全力をそそぎました。


学級や授業はもちろんのこと、文化祭の音響もめちゃめちゃ改善したり。


総合的な学習の時間のキャップもやっていたので、地域のお祭りに子どもがより参加するような仕組みをつくったり。


とにかくやれることをとことんやろうと考えて行動していました。




逆に言うと、大学院に向けての準備みたいなものは一切しませんでした。


教授にも合格報告以後全然連絡をとらなかったので「本当に進学するのか」と心配されたくらい笑




けど、少なくとも私は学校での勤務に全力を注げてよかったと今でも思っています。


そのおかげで「やりきった!」という思いで、悔いなく学校を去ることができたと感じます。

残された時間、悔いの残らぬよう

他の先生に報告する

ここはちょっと気になるところだと思ったのであえて書いてみます。


休業するというのは、基本的に年度末の人事異動のタイミングで伝えました。


それまでに知っていたのは校長先生と教頭先生のみ。


教務主任の先生や主幹教諭にもギリギリまで伝わっていなかったようでした。


(もちろん仲のよい先生には個別で伝えていた人もいましたが)





これができたのは理由があると思っています。


それは私が翌年度、なんにせよ学校を離れる身だったから。


これが「来年度も学校にいる立場」だったなら話は別です。


しかるべきタイミングできちんと話をしておかないといろいろと迷惑をかけることになったと思います。






そんなわけで、基本的に休業することはギリギリまで周りに伝えていませんでした。


ただ、それゆえに少し困ったのは、周りの先生に人事異動のことを聞かれたときの対応です。


大学院進学に関係なく私の人事異動は決まっていました。


なので「どこの区に希望を出したのか?」とか「もう決まった?」というような質問をされた時は少し困ったところもあります。


なので、特に人事異動直前でたずねられたときには「実は大学院に進学するつもりなんです」と伝えたりもしていました。

他の先生には翌年度に迷惑をかけない形で伝える

まとめ


この記事では、「自己啓発等休業」の取り方を知るというゴールに向かって書いてきました。


いやぁ〜取得までにいろいろあったなぁとちょっとしみじみ。


特に大学院側の受験や手続きでハードルもゼロではないです。


しかし、その分得られるものはとっても大きいです。


もし「自己啓発等休業」の取得を検討されるときは参考にしていただけたら嬉しいです!

自己啓発等休業、関連記事まとめに戻る
↓↓↓↓