
・忙しくて掃除をしている時間がない
・掃除する時間がもったいなく思える
・シンプルに掃除がめんどくさい
このような悩みを抱えていませんか?
筆者も掃除は大の苦手です。
掃除がめんどくさいのもあるのですが、ブログ書いたり、本を読んだりしていたらついつい優先順位が下がり、先送りし続けてしまうんですよね…。
しかし、そんな自分にピッタリ合ったのが『勝間式 超ロジカル家事』に書かれている、“超ロジカル”な掃除の仕方です。
この本は、掃除以外にも料理、洗濯、収納、家計など、さまざまな家事を“超ロジカル”に攻略する方法が書かれています。
本の中で紹介されている、“超ロジカル”な掃除術をざっくり示すと以下の2ステップ。
ステップ1 モノを減らす/そもそも汚れにくい仕組みをつくる
ステップ2 お掃除ロボットに掃除を任せる
最初のモノを減らすプロセスは多少時間がかかりますし、家電への投資も必要ですが、最初がんばればそこから一気に掃除の負担が減る効果バツグンの方法です。
この記事では『勝間式 超ロジカル家事』の内容を元に、我が家の日々の実践も加え、“超ロジカル”な掃除の仕方を4つのポイントに絞って解説していきます。
「掃除めんどくさい!」という人は、ぜひご参照ください。
“超ロジカル”な掃除の仕方4選【掃除めんどくさい人必見】
徹底的にモノを減らすこと
掃除する・片付けることを考える前に、まずやるべきはモノを減らすこと、断捨離です。
断捨離は、不要なものを減らし、生活に調和をもたらしていくこと。作家のやましたひでこが提唱している。
つまりモノを減らすことで、片付けの手間も、掃除の手間も、格段に減っていくわけです。

みなさんも、思い切ってモノを捨てたり大掃除した後って、スッキリした気持ちになりますよね?
このことが証明しているように、目の前に要らないものがないだけで、とっても気持ちが落ち着きます。
というのも私たちは、頭の多くのスペースを、目には見えているけれども意識的には考えていないことで使っているから。
目の前に、ごちゃごちゃしたものがたくさんあると、頭もそこに奪われてしまうのです。

自分の部屋が散らかっているのは、自己管理ができていない証拠。
つまり、散らかった部屋というのは、自己管理能力のなさを常に目の当たりにし続けること、自分の余裕のなさをビジュアルで見せられ続けているのと一緒です。
逆に言うと、部屋が整っていると、掃除ができている自己管理ができている自分を見ているのと同じ。
部屋が整うだけで自分に自信がつき、自己肯定感も高まっていくと勝間さんは主張します。


無理なく、部屋をきれいに保つためには「仕組み」が必要だと勝間さんは述べます。
無理なく部屋をきれいに保つための仕組み…それは、あまり家を空けないということ。
平日は3時間、週末は丸1日家にいる日をつくります。

なんと!実にシンプル!!
はい。とってもシンプルですよね。
けれども、これは経験上わかると思うのですが、家にいる時間が短くなるほど、家は散らかります。
その点「今日はずっと家にいる」と決めると、時間に追われる感覚がなくなり、心にも余裕が生まれる。
その余裕があることで、
と、いつもは気になりながらも後回しにしていたことをやる気にさせるのです。

勝間さんが著書の中で述べている断捨離のその他ポイント3つをまとめておきます。
✔︎ 「とりあえず取っておく」という癖をなくす。道具類なども2ヶ月以上使わないものは捨てる
他のもので代用が効くかどうかを視野に入れながら、要るか要らないかを判断する。
✔︎ 30cm四方以上のものはなるべく買わない
スペースの有効活用と、捨てるときの手間を考えて。洗濯カゴやゴミ箱なども、サイズが大きいと溜め込むことになるので小さめのサイズにする。
✔︎ (ライフスタイルに応じて)お風呂のふた、椅子、洗面器も処分。シャンプー、リンス、ボディソープなども最低限に
浴室の見た目がスッキリするだけでなく、水垢などの汚れが溜まりにくくなり、掃除が格段にラクになる!
お掃除ロボットの導入
“超ロジカル”な掃除の仕方、2つ目は毎日の掃除をロボットに任せること。
我が家もこんな感じで、掃除はお掃除ロボットに任せています。(ILIFE V3s Pro、我が家では“ゴソ”と呼んでいる)

勝間さんが愛用しているのは2つのお掃除ロボットです。
1つはお掃除ロボットの先駆け、アイロボット社のルンバ。
↓これは、Amazon限定モデルのルンバ692。安価ながら、スマホ連携やスケジュール機能、90分稼働できるバッテリーも搭載しており高機能なのが特徴。(くわしくは、以下からAmazonのページをご覧ください)

ルンバなどのお掃除ロボットを、就寝中や留守中にスイッチを入れておきます。
そして、朝や帰宅後にどこかで充電切れを起こして止まったルンバを回収すればお掃除完了。
なんとも簡単です。
ルンバ692より吸引力が5倍、お手入れも簡単な上位モデルルンバe5。
予算に余裕があって吸引力やお手入れの手軽さを重視したい方におすすめです。

ちなみに、我が家で活躍しているのはルンバではなく、もっと安価のこちら。かれこれ3年ほど使っていますが、毎日のように健気に働いてくれています。


①断捨離して床に物を置かない
→②床掃除はお掃除ロボットにお任せ
というだけで、本当にお掃除の手間がラクになるのでオススメです。
もう1つ勝間さんが活用しているのが、床拭きロボットのブラーバ。
ルンバで掃除した後にブラーバで水拭きすることで、完全にロボット任せで床がピカピカになります。
一度に掃除できる広さや、複数の部屋に対応しているかなどの機能の違いで、以下の3種類のグレードがあります。



我が家はまだブラーバは導入しておらず、クイックルワイパーのウエットシートで水拭き。これでも十分捗るのでオススメです。

さて、見てきた通り、お掃除ロボットは高額投資に違いありません。
だからと言って、1〜2万円の掃除機を買って、週に1回しか使わない、しかも自分の手で動かさねばならないのはどうなのでしょうか…。
と勝間さんは断言します。

筆者自身も、別に部屋がそんなに広いわけでもないし、最初はお掃除ロボットなんていらないと思っていました…。
しかし、一度体験したらもう元には戻れません!
それは次に紹介するAI調理家電も同じです。
キッチンが汚れないようにする
コンロ周りや、換気扇の汚れなど、キッチンの掃除もとっても大変ですよね…。
そんなキッチンの掃除についても、そもそもキッチンが汚れないように工夫していきます。
そのために使うのは、ヘルシオウォーターオーブンやヘルシオホットクックなどの調理家電です。


我が家もヘルシオウォーターオーブンを1年以上愛用中。

さらに最近、T-falの電気圧力鍋Cook4me(クックフォーミー)を導入し、ますます捗りそうです。

これらを使用することで、そもそもコンロを使う機会が激減します。
すると、コンロ周りや換気扇がそもそも汚れなくなり、結果として掃除がいらなくなるのです。
くわしくは以下の記事に書いていますので、あわせてお読みください。
ゴミは「出たら捨てる」を意識する
掃除も洗濯も「こまめに」やるのがポイント。
同じようにゴミ捨てについても、何日も袋にためずに処理するからラクにすみます。
勝間さんは「24時間ゴミが出せるところがある」というのが住居の条件だそう。
そして「その日に出たゴミは、その日中にマンションのごみ収集場所にもっていく」というようにされているそうです。
ところでこう聞くと、
なんて思われる人も多いでしょう。
実際、我が家も24時間ゴミが出せるなんてことはありません。
そこで活用しているのが、スーパーのリサイクルボックスです。
主には段ボールとペットボトルですが、次のルールで処理するようにしています。
✔︎ 段ボールは出たらすぐに畳んで、買い物用のキャリーバッグに入れておく
✔︎ ペットボトルも出たらすぐに洗って、パッケージを取って買い物用のキャリーバッグに入れておく
✔︎ 買い物のたびに、溜まった段ボールとペットボトルを、スーパーのリサイクルボックスに入れる
まとめ

掃除のめんどくささから解放される“超ロジカル”な掃除法。
たしかに、最初のスタートダッシュは少し大変かもしれません…。
けれども、掃除は毎日のことですし、これから先もずっと続いていきます。
また、美しい部屋をキープするだけで、気分スッキリ!無意識のストレスがなくなり、自分に自信をつけていけることでしょう。
「めんどくさいなぁ」と悩んでいる人は、すべて取り入れる必要もないですし、まずはできるところから(できれば今すぐ!)始めてみてはいかがでしょうか?
この記事が、みなさんが一歩踏み出すきっかけとなれば嬉しいです。
↓『勝間式 超ロジカル家事』をまだ読んでいない人は、ぜひチェックしてみてください。
「ちょっと要らないものを整理して、ゴミに出そうかな」
「洋服や、台所用品を整理するか」