【英語】フォニックスの教え方【超簡単!授業ですぐに使える】

英語教育

・フォニックスが気になっているけど、どうやって教えればよいのだろう
・英語の音声指導ってどうやっていけばよいのだろう

このような悩みを抱える人に向けて、「フォニックスの教え方」を徹底解説します。


記事執筆者のプロフィールは以下の通り。

・中学校の元英語教員

・担当したクラスが、模試で全員が偏差値50以上、市でダントツ1位の成績を獲得


「高校に行って発音が褒められた」という報告が、卒業生から毎年のように寄せられます。

これは特別な道具も必要なく、黒板とチョークさえあればOKなフォニックス指導法です。


この記事を読んで、英語授業のかなめとなる、音声指導のやり方をぜひマスターしていただけたらと思います!


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フォニックスの教え方

フォニックスの教え方

フォニックスとは、英語の文字と音とをつなげるルールのこと。
英語は表音文字(音と文字がつながっている)なので、フォニックスを覚えれば、英語が読める、英語が聞き取れる、英単語を楽に覚えることができる、などメリットがいっぱいです。

【フォニックスの教え方】

1. カタカナ発音記号で基本の発音を覚える

2. フォニックスがなぜ大事かを伝える

3. 発音記号を読めるようにする

【注意】
フォニックス指導は完璧を目指さない

1. カタカナ発音記号で基本の発音を覚える

まずは、カタカナ発音記号で基本の発音を覚えます。

カタカナ発音記号とは

通常の発音記号よりもとっつきやすい、フォニックス指導でよく用いられる口腔図も必要がない、先生が黒板とかにチョークでパッと書きやすい発音記号

※以下の田尻悟郎先生の“田尻式カナ発音記号”から影響を受けつつも、それをさらに簡略化している

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①母音
(左が短母音、右が長母音)

②子音
(カタカナで表現できない音は絵で表現。水色で書いているのは無声音)

③アルファベットのなまえ読み
(いわゆるアルファベットの読み方。子音・母音と区別して、なまえ読みと呼ぶ)

④th / てきとう読み
フォニックスのルールは他にもたくさんありますが、特に重要なものとして、”th”と”てきとう読み”の2つがあります。

発音を確認する(記事内リンク)

【母音】
a / e / i / y / o / u

【子音】
b / c / d / f / h / j / k / l / m / n
p / q / r / s / t / v / w / x / y / z

【その他】
th / てきとう読み




カタカナ発音記号で母音・子音が読めるようになったら、次の2つのステップで、応用練習します。

カタカナ発音記号で、母音・子音が読めるようになったら…

・子音+母音を読めるようにする
ex) ba, be, bi, bo, bu

・簡単な英単語を読めるようにする
ex) band, bed, big, bow, but

2. フォニックスがなぜ大事かを伝える

フォニックスがなぜ大事か、子どもが納得できるように伝えることで、子どもは納得感をもって学習に取り組むことができます。


私の場合は、

英語は表音文字だから、正しく読めたら、英語が聞ける&書ける

と説明します。


英語は以下のように、一つ一つの文字がそれに対応する音とつながっています。なので、文字がわかれば音がわかる、音が分かれば文字がわかる、という仕組みになっています。

英語は表音文字

d(ドゥ)+o(ア)+g(グ)

正しく読める:dog→“ダグ”

聞ける&書ける:“ダグ”→dog

きらら
きらら

呼んだ?


「英語は表音文字」に対比させて伝えるのが、「漢字は表意文字」という説明です。


もし漢字が表音文字なら、木→“き” 林→“きき” 森→“ききき”となりますが、そうはなりません。


漢字は文字と音は対応しませんが、文字から意味が推測できる、表意文字なのです。

日本語は表意文字

木→“き” 林→“はやし” 森→“もり”

※文字と音とは一致しないが、文字から意味が推測できる



よく正しく発音もできないのに、単語を何度も書いて覚えさせようとする先生がいますが、あれは最悪です。そういう指導が英語嫌いを作ります。


赤ちゃんもそうですが、言葉は音声から始まります。


なので、音声指導が十分にできていないのに、書きの指導をするなんて、言葉が満足にしゃべれない赤ちゃんにいきなり文字の書き方を教えるようなもんです。


その音声指導の効率よく進める手段となるのがフォニックスなのです。

3. 発音記号を頼りに読めるようにする

カタカナ発音記号はあくまでもとっかかりなので、最後には発音記号を頼りに、英語を読めるようにします。


理由は、辞書などを使って、最終的に自学自習できるようにするためです。

ただし「発音記号の授業」みたいなのはやりません。


長い単語や、読みの難しい単語が出てきた時に、発音記号から発音を予想する、という流れで少しずつ指導します。

【注意】フォニックス指導は完璧を目指さない

フォニックス指導は完璧を目指す必要はまったくないと思っています。


ルールをすべて網羅しようと思うと数は膨大ですし、そもそもルールに乗らない単語もあります。


あくまでも最初のとっかかりとして、重要な部分だけ理解すればOKという考え方です。

あつい
あつい

手段と目的を混同してはいけません!
フォニックスはあくまでも手段です。

また、アメリカ英語・イギリス英語の発音至上主義になることとも違います。


英語は今や世界言語。その発音も、国によって、人によって多種多様です。


それと同じで、日本語発音的な英語を必ずしも悪者にする必要もありません。


大事なのは発音の壁を超えてコミュニケーションをしていく姿勢です。

現実問題では英語学習者(特に初学者)は、圧倒的にアメリカ英語に触れることが多いです。例)教科書の発音、試験のリスニング

なので、フォニックスを活用してアメリカ英語的な発音に対応させていくのが結果的に有利になります。

あつい
あつい

私の場合は、1年生の一番最初にまとめて指導した後は、語彙指導や音読指導のなかで、ちょっとずつフォニックスを習得させていくことを目指します。

最初からカンペキを目指す必要はまったくありませんし、ルールをすべて網羅もうらする必要もありません。

母音の発音

母音は、短い母音(短母音)と、長い母音(長母音)の2つを覚えます。

【母音】aの発音

○短母音
「ア」と「エ」の中間音。「エア」を早口で言う。

○長母音
「エー」にならないように。

母音aを使う単語を見てみる(クリック)

○短母音
bag, bat, band, bank, cat, cab, can, cap, dam, dad, Dan, fan, fat, fast, fax, gas, gag, gap, hat, ham, hand, jam, jab, jazz, lamp, lab, lap, land, map, man, mat, mask, pan, pad, pass, panda, raft, rat, rank, sax, sad, sand, salad, tag, tap, tank, stand, van, vast, Vatican, wag, wax, wagon など

○長母音
baby, bake, base, bacon, cake, cane, case, scale, face, fade, fake, fame, gate, game, gaze, lake, lace, lady, plate, make, mate, maze, male, name, navy, NATO, snake, page, pace, pane, spade, rake, race, grape, crane, safe, sale, same, save, tape, take, state など

【母音】eの発音

※記号の通り

母音eを使う単語を見てみる(クリック)

○短母音
bed, bet, belt, best, cent, celeb, cell, central, dent, delta, dental, fence, felt, festival, gem, gel, gelatin, hen, hell, helmet, jet, jelly, kelp, Kenya, leg, left, lemon, sled, men, melt, medal, metal, net, nest, neck, pen, peg, pet, pendant, red, rest, trend, credit, set, self, sell, select, tent, tell, ten, step, vest, Vega, veil, veteran, web, well, wet, west など

○長母音
he, me, we, Venus, secret, Japanese など

【母音】iの発音

○短母音
「イ」と言うときに、口の構えはそのままで、口の中で舌をなるべく下の方におろして「イ」と言う。

○長母音
「アイ」の「イ」の発音は、短母音と同じで、舌を下の方におろすことを意識。

母音iを使う単語を見てみる(クリック)

○短母音
bill, big, bin, bit, dig, dip, disk, digital, fig, fin, fit, film, hill, hit, hint, Hispanic, lid, lift, link, slip, milk, mint, limit, miss, pin, pig, pink, spin, rink, rib, risk, trip, sink, sit, six, silk, win, wig, wind, kiwi など

○長母音
bike, bite, bind, dice, dive, dial, diet, lime, like, line, slide, mine, mile, mild, smile, nine, nice, Nile, Niagara, pine, pile, pipe, spike, rice, ride, bride, sunrise, site, side, size, siren, time, tide, tidy, wine, wide, wife, wipe など

【母音】yの発音

※ iの発音と同じ

母音yを使う単語を見てみる(クリック)

○短母音
candy, body, city, angry, gym など

○長母音
bye, byte, bypass, standby, dye, dynasty, dynamic, dynamite, cycle, cyclone など

【母音】oの発音

○短母音
大きく口を開けて「オ」と言う。少しこもった「ア」の音。

○長母音
「オー」にならないように。

母音oを使う単語を見てみる(クリック)

○短母音
box, bond, boss, Boston, cob, cod, cog, comet, dog, dat, dock, fox, fog, font, golf, god, goblin, gospel, hog, hot, hop, hospital, log, lob, lock, loss, pot, pop, spot, rod, rock, robin, frog, top, Tom, toss, stop など

○長母音
cone, cola, scone, scope, hose, hole, home, hope, lotus, local, globe, slope, mole, mode, smoke, moment, rose, role, rope, stroke, tone, stone, stove など

【母音】uの発音

○短母音
あまり大きく口を開かずに「ア」と言う。普通の「ア」に近い。(oと区別するために、自分は口を小さめにすることを強調している)

○長母音
※記号の通り

母音uを使う単語を見てみる(クリック)

○短母音
bus, bud, bug, bunt, cup, cub, cut, cutlet, dump, dub, duck, dunk, gull, gum, gun, gulf, hug, hub, hut, hundred, jug, just, jump, junk, mug, mud, muffin, muscat, pump, pulp, public, pumpkin, rug, rub, rum run, sun, sum, summit, subject など

○長母音
cube, cute, excuse, dune, duke, duty, produce, fuse, fume, funeral, confuse など

子音の発音

続いて子音の発音です。有声音(黒字)と無声音(水色字)があります。「なまえ読み」というのは、いわゆるアルファベットの読み方です。

【子音】bの発音

※記号の通り

【子音】cの発音

○子音
無声音なので、声は出さない。

○なまえ読み
「シー」にならないように。

【子音】dの発音

※記号の通り

【子音】fの発音

○子音
上の歯と下くちびるの間から息を抜いて発音。無声音なので、声は出さない。
※日本語にはない音なので、カタカナでは表現しない。

○なまえ読み
「エフ」としない。下くちびるに上の歯を当てることを意識。

【子音】hの発音

○子音
口を大きく開けて、声を出さずに「ハッ」と息を出す。

○なまえ読み
「チ」は声を出さない。

【子音】jの発音

○子音
いったん息を止め、一気に爆発させて「ヂュ」と言う。

○なまえ読み
※記号の通り

【子音】kの発音

○子音
無声音なので声は出さない。

○なまえ読み
「ケー」にならないように。

【子音】lの発音

○子音
舌の先を伸ばして、上の歯の裏につけて声を出す。

○なまえ読み
「エル」とならないように。口の形を意識して。

【子音】mの発音

○子音
くちびるを閉じて「ン(ム)ッ」と言う。nとの対比として口を閉じるというところが大事。

○なまえ読み
「エ」と言ってから、くちびるを閉じて「ン(ム)」と言う。

【子音】nの発音

○子音
くちびるを開けたまま、舌を口の中の上の部分につけて「ンヌ」と言う。日本人は、「ん」の音を口を閉じる癖があるので、必ず口を開くことを強調する。

○なまえ読み
「エ」と言ってからくちびるを開けたまま、舌を口の中の上の部分につけて「ン」と言う。

【子音】pの発音

○子音
無声音なので声は出さない。

○なまえ読み
※記号の通り

【子音】qの発音

○子音
無声音なので声は出さない。

○なまえ読み
※記号の通り

【子音】rの発音

○子音
舌を奥に引っ込めて。
※丸めるというよりも、引っ込めるという表現の方がよく伝わりやすい。

○なまえ読み
「アール」とならないように。

【子音】sの発音

○子音
無声音、有声音の両方あり。

○なまえ読み
「ス」の音は、声は出さず、息を抜く。

【子音】tの発音

○子音
無声音。

○なまえ読み
※記号の通り

【子音】vの発音

○子音
上の歯と下くちびるの間から息を抜いて発音。有声音。歯で下くちびるを振動させて音をだす。

○なまえ読み
子音と同様。口の形を意識して。

【子音】wの発音

○子音
くちびるを思い切り丸めて発音。

○なまえ読み
厳密には「ダブリュ」の「リ」のおとは、lと同じなので、舌先を上の歯の裏につけて発音する。

【子音】xの発音

○子音
無声音、有声音の両方あり。

○なまえ読み
「クス」の音は、声は出さず、息を抜く。

【子音】yの発音

※記号の通り

【子音】zの発音

○子音
※記号の通り

○なまえ読み
「ゼット」や「ジー」とはならないように。

th / てきとう読み

thの発音

舌を上の歯と舌の歯の間から少し出して、上の歯と舌の間から息を抜いて発音します。


think, three, deathなどの無声音と、this, that, theなどの有声音があり、どちらも子どもが苦手とする発音で、重要度は高いです。

てきとう読み

英単語の中のアクセントが来ない母音は、いいかげんに「ア」と発音する“てきとう読み”になることが多いです。

例)“banana”の1,3個目の“a”、“Japan”の1個目の“a”

あつい
あつい

他にもフォニックスのルールはありますが、経験上、この記事の内容があれば、発音指導で困ることはありません。
ゆっくりでよいので、何度も何度も指導をしていきましょう。

さらにくわしいフォニックス指導について知りたい方は、以下の本をお読みください!

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↓ジャージからの卒業!動きやすい&履き心地抜群&カッコいい。学校の先生にまさにぴったりなパンツを紹介しています。