【体験談】教師同士のパワハラ・いじめが苦しい人へ、私はどう対処したか

自己啓発等休業
あつい
あつい

筆者は、教員の仕事を自己啓発等休業し、大学院へ進学。
※現在は教員から転職し、別の仕事に就いています。


私が当時休業を決断した理由の一つに「職員室でのパワハラに疲れたから」という理由があります。

大学院進学を迷っていた2018年の6月、私は激しいパワハラに遭っていました。

それは管理職の助けもあり、相手からの謝罪という形で解決はしました。


ただ、私がパワハラを経験したのはこのとき4回目。「一度教職を離れて、教員を続けるか考えよう」と思うきっかけになった出来事でした。




そして2019年、教職を離れてしばらくした頃に衝撃的なニュースが…


神戸市の小学校教員数名が、同僚の先生をいじめるという事件。

いじめを抑止するべき教員が、いじめに手を染めるというなんとも残念な事件でした。


きっと、今の日本には、教師同士のいじめやパワハラで苦しんでいる先生がたくさんいる。


そんな人たちに届いてほしいという思いを込め、自分がパワハラにどう対処したかを書きます。

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きらら
きらら

いじめを止めなきゃいけない学校の先生が、いじめをするって悲しいね。

あつい
あつい

けど、それだけ精神を蝕むような職場環境にこそ、本当の問題があると思っています。

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6年間でなんと4回!私のパワハラ体験

私は6年間の同一校での勤務の間で、実に4回パワハラであると感じたことがありました。


以下はその概要です。

6年間で4回!私のパワハラ体験

1人目 学年主任A
・時期:教員1年目
・期間:1ヶ月
・原因:Aさんの転勤に伴う情緒不安定
・内容:無視、恫喝
・ハードさ:★★★☆☆

2人目 学年主任B
・時期:教員2年目
・期間:9ヶ月
・原因:不明(恐らく私が土日の部活にあまり出なかったことが気に入らなかった)
 ※Bさんと私は同じ部活の主顧問・副顧問の関係。
・内容:無視
・ハードさ:★★★★☆

3人目 学年主任C
・時期:教員4年目
・期間:3ヶ月
・原因:Cさんのうつ傾向
・内容:恫喝、ブログで悪口を書く、仕事の妨害など
・ハードさ:★★★★☆

4人目 学年主任D
・時期:教員6年目
・期間:7ヶ月
・原因:Dさんの多忙化、うつ傾向、指導方針の対立
・内容:恫喝、大量の仕事の押し付け、独善的な指導
・ハードさ:★★★★★

いやぁ〜、本当にしんどかったです。


ただ、これだけパワハラが受けたのは「本人たちが全て悪い」とは思っていません。


というよりストレスが重なった結果、うつ病などの心の病気に近い人が多かったように感じます。


きらら
きらら

最初からパワハラをしそうな人だったの?

あつい
あつい

そういう人もいたし、そうでない人もいたよ。
最初は仲良がよかった人が、どんどん変わってしまったこともありました。



これだけパワハラが多かったのは学校環境にも問題があったし、私にも原因があったと思います。




✔︎ 教師同士の距離が近すぎる職場環境


私の学校はとある事情から、生徒に対して教員の割合が多かったんです。つまり、教員同士の距離がとっても近い職場でした。


そんな中、無視や恫喝に走った学年主任は全員30代。まだまだ学級担任としてバリバリやりたいのに、学校事情で学年主任になってしまった人ばかり。


一歩引くべきところで、相手の指導につい口を出してしまいがちな環境でした。


実際、主任に限らず、もどかしさを抱えて情緒が不安定になる人が多い職場でした。

あつい
あつい

心の病気で休む先生も、1/4程度までに上った年もありました…



✔︎ 私が「管理教育」に馴染まなかった


私は生徒への「威圧的・管理的な教育」に反対していました。(と言ってもいちいち反抗するような人間ではないと思っていますが…)


が、黙って言うことを聞く、いわゆる”扱いやすい人間”ではなかったのでしょう。


なので管理教育型、体育会系の先生に気に入られなかったのも要因としてあったと思います。




いくら難しい環境、扱いにくい人間であっても、無視や恫喝などパワハラは正当化されないでしょう。


ただ環境さえ変われば、もう少し違う関係性が築けたのかな…とは思います。

あつい
あつい

4回のパワハラ経験はしんどかったですが、それだけ経験したからこそ対処の仕方も学びました。
私がパワハラにどのように対処をしたのか、書いていきますね。

私はパワハラにどのように対処したか

①パワハラをする相手から距離をとった

恫喝や無視などパワハラ的な対応をする人がいたとき、まずはその人と距離をとりました。


特に自分の学校は、学年主任とは席が隣同士でした。


なので、職員室の自分の机で作業するという時間を極力減らしました。


ここらへん、学校の先生は逃げ場所が結構あると感じます。


担任をもっている学級の教室で作業してもいいし、教科専用の部屋など。


部活動に行ってもいいし、職員室に共用パソコンコーナーがあればそこで作業してもいいでしょう。


身の危険を感じたら、まず逃げることがとても大切です。

あつい
あつい

環境が特に悪かった頃、職員室で生徒や他の先生の悪口を話す先生がいました。
その時も、自分はできるだけ別の場所で作業するようにしていました。

②管理職に相談した(ただ実際に解決に動いてくれたのは1回だけ)

距離をとっても、実際は根本解決までには到らないことが多いです。


なので、根本解決したければ管理職に相談することをオススメします。


もちろん自分から、直接パワハラをしている相手に働きかけ、話し合いができればいいのかもしれません。


ただ、そもそも対話できる人じゃないから、無視や恫喝などの行為に出ているわけです。


そして大抵、相手は自分の上司に当たる関係だと思います。


年功序列文化の根強い日本の学校では、相手より上の立場の人に動いてもらうことが有効です。




ただ、実際に管理職が解決に動いてくれたのはたった1回だけでした。


というのも、学校という職場は以下の課題を抱えがち。

・学校内でそもそも問題が起きて欲しくない(事なかれ主義)

・先生によって大きく対応や方針が変わる(属人性)

・長く学校に勤めている声の大きな先生に、後からきた管理職が何も言えない


なので、話は聞いてくれても、実際に動いてくれた管理職はほんの一握りでした。




ただ、幸い学校は年度毎に学年職員の入れ替えがあります。


きちんと話をしておくと、人員配置などで配慮してくれることも多いです。


パワハラだと感じたらきちんと管理職の耳には入れましょう。

③積極的に気晴らしをした

根本解決にはなりませんが、積極的に気晴らしをしました。


まずは職場の仲の良い人とよく呑みにいきました。「あとちょっとだ〜!」とか言ってよく励ましてもらったものです。


また、近所の銭湯に毎日のように通いましたね。サウナの常連さんと、どーでもいい会話をすることに、随分癒されました。


2018年の一番ハードだった頃も、ワールドカップを見て職場の先生と盛り上がったり。




もちろん、こうしたことは根本的な解決にはつながらないかもしれません。


けれども、

しんどいときに身体を労うこと、つながりを持つことはとっても大事!


決して一人で抱え込まないようにしてくださいね。

【重要】ケンカになるのはやめた方がいい

さて、いじめ・パワハラに遭ったときの注意点が一つだけ。それは…

相手とケンカになるのを避ける


ということです。

あつい
あつい

特に大勢の職員が見ている職員室でのケンカは避けましょう。



恫喝されたり、嫌がらせをされるとしんどい。ついカッとなって言い返したくなる気持ちはよくわかります。


ただ、ケンカをすると周囲からは「喧嘩両成敗」とか「両方とも悪い」みたいな見方をされがち。


周りの先生も自分のことで精一杯。


いじめ・パワハラを見ても「触らぬ神に祟りなし」とばかりに傍観する人が大半です。


特に相手が職場で強い立場の人であったら尚更です。


とっても悲しい話ですけれども。




ケンカをしても、自分の立場を不利にすることが多いです。


冷静に、信頼できる職員に相談しながら、解決に向けて動くことをオススメします。


いじめ・パワハラを解決するのは、管理職にかかっている

さて、6年間で4回の教師同士のパワハラ体験を経て自分の中で一つ学んだことがあります。


それは、

教師同士のいじめ・パワハラの解決は、管理職にかかっている

ということ。


というのも、やっぱり学校って年功序列で体育会系の文化が色濃いからです。下の立場から上の立場に物申すことに非常にエネルギーがいります。


なので、いじめ・パワハラする人間よりさらに上の立場からの働きかけがどうしても必要になるのです。




ただ、実際に「相手への注意」や「話し合いの場を設ける」など解決に動いてくれたのは1回だけ。


ほとんどの管理職は話を聞いたり、励ましたりしてくれるだけでした。

解決に動いてくれた1回は何が違ったの?


前の校長先生が定年退職され、別の校長先生に変わっていた。


それ以上でも、それ以下でもありません。つまり、極めて属人的。


校長先生が違っていれば、もっともっと苦しかったかもしれません。





先にも述べたようにどんな管理職であっても、まず相談をしてみることはとても大切です。


けれども、相談したからと言って、必ず根本的な解決に進むとは限りません。


素敵な管理職に出会えていればよいですが、そうでないこともとても多い。


最終的には自分の身は自分で守るということも、頭に入れておく必要があると私は考えます。

内部では解決が期待できない時は、どうすればいいのかな?

あつい
あつい

私自身は実際に活用したことはないのですが、相談できる外部機関があるようです。
次で見ていきます。

内部で解決できなければ、外部相談窓口を利用しよう

内部で解決することが難しい場合は、外部機関に頼ることも必要になるかもしれません。


公立学校の場合は教育委員会、私立学校の場合は労働省の労働総合相談コーナーが相談先になるとのこと。


また、証拠となるメモや、録音・録画を持っていくとよいとのことです。


とにかく一人で抱え込まないで。


内部外部問わず、頼れるところには、どんどん頼っていきましょう。

まとめ ー あなたを大切に扱わない人と無理に付き合う必要はない

この記事は、教師同士のパワハラをどう乗り越えたかというテーマで書いてきました。


私の経験が、少しでも何かの参考になればと願っています。




最後にTestosteroneさんのこの言葉で締めたいと思います。


学校のいじめ・パワハラは「負の連鎖」だと私は考えています。


大事に扱われなかった人間が、またどこかで別の誰かに同じことをするのです。


そして、学校の先生がこれだけ大事にされない社会では、この負の連鎖はこれからも続くでしょう。


いじめやパワハラに走ってしまった人間もまた、被害者だと言えるかもしれません。




ただ、だからと言ってあなたの身に降りかかった時、そんな不当な扱いをよしとする必要はありません。


どうかまず自分の身の安全を第一に。


逃げる、相談する、気晴らしをする、頼れるものを頼っていきましょう。



もし、あまりに今の職場が辛い時は、思い切って「自己啓発等休業」をして、2年間仕事を離れてみるのも一つのアイデアです。私はこの制度を使って、大学院に進学しましたが、自分の人生を見つめ直す本当にいい機会になりました。

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