【英語授業】クイズバトルで長文読解が最高に楽しくなる!

英語教育

教科書長文の指導の仕方がわかりません…



この記事では、ズバリ教科書のここ↓

出典:NEW HORIZON 3(東京書籍)p76〜77


このやっかいな長文読解を、楽しく、しかも効果的に学べる方法を大公開。


これまで英語の授業の中で様々な活動を考えてきましたが、その中でも「クイズバトル」は一番の自信作!


筆者のプロフィールは以下の通り。

・中学校の元英語教師

・担当したクラスが、模試で全員が偏差値50以上、市でダントツ1位の成績を獲得


この記事を読めば、今まで苦手だった長文読解の指導にもう困ることはありません。


また、生徒も長文読解のページを喜んで勉強するようになります。(もちろん成績もアップ!)

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クイズバトルのやり方

クイズバトルのやり方は以下の通り。

クイズバトルのやり方

①事前準備

備品
・小型ホワイトボードセット×チーム数
・教科書本文プリント×チーム数
・プレゼンテーション投影セット×1
・タイマー×1

チーム分け
・4人1組
・チーム間の学力差は小さい方がよい

②お題の長文をチームで予習
・15〜20分
・グループ学習、進め方は自由

③解答席を配置
・教室後方に解答席をつくる
・スペースがない場合は、解答者を後方に立たせて自力で解答させる

④クイズバトル本番
・LEVEL1〜FINAL LEVELまで教科書本文の内容に関するクイズが出題される
・LEVEL1〜LEVEL4までは各チームから代表者1人を出して、自力で解答
・FINAL LEVELは、チーム全員で解答する
・一番ポイントの高いチームが優勝

①事前準備

あつい
あつい

・備品
・チーム分け

の2つについて書いていきます。

備品


(1)解答席用

まずは、クイズの解答に必要な備品を準備します。チームごとに1つ必要です。


小型ホワイトボードセット(ホワイトボード、マーカー、イレイサー)×チーム数


↓これがA3より少し大きいくらいのサイズ。これくらいが使いやすいです。


教科書該当ページの本文だけが書かれたプリント×チーム数


↓めちゃめちゃシンプルに、こんなものでOKです。


(2)クイズ出題用


次に、クイズ出題に必要な備品です。


プレゼンテーション投影セット×1 タイマー×1


クイズはプレゼンテーション(パワーポイントなど)で作成。テレビ・電子黒板・プロジェクターなどで投影して、クラス全員が見れるようにします。


パソコンやタブレット、ケーブル類なども必要です。(この記事では詳細は省きます)


タイマーはクイズ解答の制限時間を測るために使います。


チーム分け

クイズバトルはチーム対抗戦ですので、チームに分けます。


チーム分けのポイントは以下の通り。

クイズバトル チームの分け方

✔︎ 4人1組のチームに分ける

・4という数字は、クイズのレベルが4段階に分かれているから

・4で割り切れない場合は、一部を3人チームもしくは5人チームにする

・40人学級の場合、40÷4=10チームできる。これが多い場合は、5人1組のチームにしてもOK。ただし、その時はクイズのレベルを5段階にするのがオススメ。

✔︎ チームの力はある程度均等に


なお、私は、クイズバトルをやる前提で、英語用の座席を考えます。そして、クイズバトルに限らず、一定期間同じチームで共同学習を行います。


学力差の大きい場合は教員側で席を全部決めることもありますし、学力差が小さい場合はくじで決めることもあります。


子どもは意図的なものを嫌う傾向にあるので、学年・学級のカラーに応じて柔軟に対応することがオススメです。

②お題の長文をチームで予習

クイズバトルの前に、まずはチームで予習の時間をとります。


時間は50分授業だと、15分〜20分程度。机をくっつけて、チームで協力しながら学びます。


直後にクイズバトルがあることで、協力する動機付けもあり、短時間で集中し、効率よく学習ができます。




なお、学習の仕方は自由。子どもの創意工夫に任せます。


私は和訳先渡しにしているので、それをヒントにして学ぶチームは多いです。

③解答席を配置

クイズバトルはチーム戦ですが、各クイズに答えるのはチームから1名です。(クイズ番組とかでもよくある形式)


教室の後方に解答席をつくって、解答者は自分の番になったらそこに解答しに行きます。
※解答席には解答用の備品(ホワイトボードセット、本文プリント)が置いてあります。

これを見ると「うちの教室じゃ無理だよ!」って思われる人も多いと予想します。


白状すると、私の場合は20〜30人程度の少人数、かつ英語教室があったので上のような座席配置が可能でした。




40人学級を想定したら、以下の2つのアイデアを提案します。


1つ目は、クイズバトルの日だけ特別教室を使うこと。特別教室を借りれた日にクイズバトルをやるというのでもよいと思います。


できるだけ広い教室を使った方がよいです。



2つ目は、解答席に机を置かず、なんだったら椅子も置かないこと。究極立ったままでも解答は可能です。


その場合は、ホワイトボードの横に教科書本文のプリントを貼り付けておくなどすれば良いでしょう。



とにかく、各生徒が、助けを借りず自力でクイズに答えるようにできさえすれば、どんな隊形でもOKです。

④クイズバトル本番

いよいよクイズバトル本番!概要は以下の通り。

クイズバトル概要

✔︎ LEVEL1〜FINAL LEVELまで教科書本文の内容に関するクイズが出題される

✔︎ LEVEL1〜LEVEL4までは各チームから代表者1人を出して、自力で解答
・レベルごとに難易度UP
・制限時間あり、一斉に解答をオープンするシステム

✔︎ FINAL LEVELは、チーム全員で解答する

✔︎ 一番ポイントの高いチームが優勝


クイズは各レベルごとに2問程度。(どのようなクイズを出せばよいかは、次でくわしく解説しています)


以下のような得点表を黒板に書き、ポイントを付けます。ポイントはLEVEL1〜LEVEL4までは1問につき10点〜40点。


LEVELが上がるごとにクイズの難易度も上がり、その分ポイントも上がります。

FINAL LEVELだけは少し出題形式が変わり、チーム全員で知恵を出し合って解答できるようにします。


なお、FINAL LEVELのポイントが一番高くなるようにします。(最大100点とか)


FINAL LEVELのポイントを一番高くするのには、次の2つの理由があります。

FINAL LEVELのポイントを一番高くする理由

✔︎ 一発逆転で盛り上がるため

✔︎ みんなで協力して取り組むことに一番の価値があるというメッセージを伝えるため


2つ目については私自身の価値観を含みます。みんなで協力したときに、最も高得点がとれるのがステキだと、私は考えます。

どのようなクイズを出すのか?

実際にどのようなクイズを出すのか?という疑問に答えます。

どのようなクイズを出すのか?

LEVEL1 True or False / YES・NO クエスチョン

LEVEL2 True or False / 簡単なオープンクエスチョン

LEVEL3 適語補充 / 疑問文づくり

LEVEL4 オープンクエスチョン / 自分の意見を書く

LEVEL3の適語補充の問題以外は、すべて教科書本文プリントを見ながら解答することが可能。


また、すべてのクイズで制限時間があります。




この記事では、NEW HORIZON 3(東京書籍)p76〜77を使って、過去にやったクイズバトルを例として取りあげます。

出典:NEW HORIZON 3(東京書籍)p76
出典:NEW HORIZON 3(東京書籍)p77

LEVEL1 True or False / YES・NO クエスチョン

レベル1の問題は、True or Falseと、YES・NOクエスチョンの2問。1問正解ごとに10点が入ります。


問題例は以下の通り。

LEVEL2 True or False / 簡単なオープンクエスチョン

レベル2の問題は、やや難しいTrue or Falseと、簡単なオープンクエスチョンの2問。1問正解ごとに20点が入ります。


問題例は以下の通り。

あつい
あつい

LEVEL2くらいまでは、教科書の朱書に載っている問題をそのまんま使う感じでOKです!

LEVEL3 適語補充 / 疑問文づくり

レベル3の問題は、適語補充と、疑問文づくりの2問。適語補充は一つ埋められるごとに10点、疑問文づくりは正解すれば30点が入ります。


なお、この適語補充だけは、教科書本文を見ないで答えます。
※直前に1分間本文プリントを見直す時間を与え、伏せてから問題を提示する。

LEVEL4 オープンクエスチョン / 自分の意見を述べる

レベル4の問題は、いろんなパターンがあるのですが、ここでは難しめのオープンクエスチョンと、自分の意見を述べる問題の2問を紹介。


正解すれば、1問あたり40点が入ります。


↓意見を述べる問題については、スペルミスなど細かいミスについては1つあるごとに10点減点とします。ただし、動詞の間違いや、意味が通じない場合など、重要度の高いミスがある場合は0点になります。

FINAL LEVEL チームで協力すると勝てる問題 (英語力が問われない問題)

ファイナルレベルの問題は、必ずチームで協力できるならなんでもあり。ただし、英語力は直接的には問われない問題にします。


得点は50点〜100点くらいで、一発逆転が起こるように設定します。


↓ブレインストーミングで、たくさんアイデアを出せばそれが得点になるような問題。



↓教科書に載っている写真に関する問題。教科書は見れない状態で、出題・解答する。

あつい
あつい

他にも、教科書のテーマに沿った雑学系のクイズとかを出すこともあります!

クイズバトルの注意点4つ

クイズバトルはうまく回るようになると最高に楽しいのですが、慣れるまでは少し大変に感じるかもしれません。


クイズバトルを成功させるための注意点を4つお伝えします。

クイズバトルの注意点4つ

✔︎ ジャッジは公正に (不正行為にも注意)

✔︎ 自分が解答するとき以外も集中できる工夫を

✔︎ 「テンポよく!楽しく!」を意識

✔︎ 間違えた人を責める空気をつくらない

注意点① ジャッジは公正に (不正行為にも注意)

ジャッジは公正に!


不正行為や、ピリオドがあってよいのかどうか、字が読めるかどうかなど、細かいところまできちんとジャッジします。


どうせゲームだからと言って、適当にジャッジするとトラブルの元です。

あつい
あつい

私は、テストの採点基準と合わせています。
なので、ピリオドがなかったり、単語が読みにくかったりすると、間違いです。

注意点② 自分が解答するとき以外も集中できる工夫を

自分が解答するとき以外も集中できる工夫をしましょう。


クイズバトルでは、自分の解答のとき以外に、集中力がなくなりがち。


これを防ぐために、自分の出番以外でも手元のノートなどにクイズを解かせるようにしています。

注意点③ 「テンポよく!楽しく!」を意識

授業はすべて同じですが、特にクイズバトルでは「テンポよく!楽しく!」を意識します。


テレビのクイズ番組を思い出すと「いっせいに解答をオープン!」とか「正解は…〇〇です!」みたいな感じで、盛り上がる工夫がいろいろあります。


子どもを盛り上げて、乗せまくっていくことが成功の秘訣です。

注意点④ 間違えた人を責める空気をつくらない

最重要ポイントかもしれませんが、間違えた人を絶対に責めないようにすること。


クイズバトルのような共同学習を取り入れるのは、クラスの仲をよくして、協力的な関係性へと変化させるためです。


活動をすることで、クラスの関係性が悪くなっては本末転倒であるということに気をつけます。

クイズバトルのすごいところ4つ

これまで英語教師をやってきた中で、クイズバトルは一番の自信作。


その理由として、以下の4つのすごいところがあるからだと考えています。

クイズバトルのすごいところ4つ

✔︎ 退屈になりがちな長文読解がとにかく楽しくなる

✔︎ AET・ALTに任せられる

✔︎ 仲間のモデルを見て学べる

✔︎ 英語が苦手な子でも活躍できる

すごいところ① 退屈になりがちな長文読解がとにかく楽しくなる

退屈になりがちな長文読解がとにかく楽しくなります。


英語の教科書の長文読解って、ぶっちゃけ教師も子どもも苦労するところじゃないですか?


私自身もクイズバトルを思いつくまでいろいろなやり方を試してきましたが、どれもしっくり来ず…。


教科書の長文のページを教えるのは、はっきり言って苦手でした。


クイズバトルを取り入れると、長文のページがお楽しみの時間に一瞬で生まれ変わります。

あつい
あつい

該当ページの文法解説はいらないのか?という疑問も浮かぶかもしれませんが、私はいらないと考えています。

和訳を渡して学び合えば十分理解は進みますし、自分は別のページは結構じっくり文構造を把握してじっくり読んでいます。

もしどうしても不安なら、後日解説をしたり、プリントでポイントをメモしたものを配布したりすればよいでしょう。

すごいところ② AET・ALTに任せられる

準備〜当日の進行までAET・ALTにお任せしてしまえばOK。


なぜなら、クイズバトルは慣れるとパターン化されるので、はっきり言って誰でもできるようになるからです。


少し話はそれますが、AET・ALTにゼロからお任せすると、微妙なアウトプットが出てきてうまくいかないこと、結構ありませんか?


こうやって失敗しない型をある程度決めて、それをお任せしていくことがオススメです!

すごいところ③ 仲間のモデルを見て学べる

クイズバトルでは仲間のモデルを見て学べます。


共同学習でなぜ学力が伸びるのかというと、身近にモデルが増えるから。


英語が苦手な子どもに注目すると、クイズバトルの予習の中で、いろんな人に、いろんな角度から教えてもらえます。


また、クイズ本番では、他の子の解答を自然と目にし、そこから学びます。


実際、YES・NOクエスチョンすら答えられなかった子たちも、クイズバトルを繰り返す内に自然といろんな問題に答えられるようになっていくのです。


これは、LEVEL1〜LEVEL4まで、進むべきステップが示されているのも大きなポイントになっていると感じます。

すごいところ④ 英語が苦手な子でも活躍できる

英語が苦手な子でも活躍できる!


まず、自分の学力に応じたクイズに答えて、それがチームの得点につながりますよね。


チームのメンバーとハイタッチをしたり、ねぎらいの言葉をかけ合ったりする瞬間が生まれ、自然と貢献感が生まれるのです。


また、FINAL LEVELでは、そもそも英語力とは関係なくいろんなアイデアを出すので、思わぬ子が活躍するものです。

あつい
あつい

クイズバトルがうまく回るようになると、協力的で、勇気づけあうクラス作りが自然とできてきます。

授業を通して、学力だけでなく、集団として成長できることを目指せるといいですね。

英語教育完全ガイド
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