授業で「めあて・指導目標」を設定する大切さと、その方法

ティーチング
あつい
あつい

私には言いたいことがあるーーー!!

なーーーーにーーー?

あつい
あつい

「めあて・指導目標」をきちんと設定せずに授業に突入する先生が、多すぎだーーーー!!

・・・・・



てなわけで、この記事は「めあて・指導目標の設定」がテーマです。


毎回の授業で「めあて・指導目標」をきちんと設定していますか?


「めあて・指導目標」を設定してないのに「授業がうまくいない〜」なんて嘆いている先生いたら…


そんなのうまくいかなくて当たり前です!!(キッパリ)


失敗するべくして失敗しているとしか言いようがない。




めあて・指導目標の設定は、授業づくりのキホンのキ。


絶対できるようになりましょう。

きらら
きらら

ぎょえー!指導目標ってそんなに大事なの?

あつい
あつい

指導目標なしで授業するなんて、ありえません!

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「めあて・指導目標」は目的地、目的地がないとみんな迷う

そもそもめあて・指導目標って何で大事なの?

めあて・指導目標は、授業の目的地です。


目的地が決まっていないと、先生も子どもも迷ってしまうからです。



この記事や、


この記事に、

詳しく書きましたが、


そもそも授業や教育は、「現状を理想に引き上げる」という営みです。


そのときに「理想」というのが、授業でいうと「指導目標」に当たるわけです。


「理想」がわかっていないと引き上げようもないのです。



「めあて・指導目標」=「理想」=「目的地」


これがわかっていないと、そもそも授業なんてやりようがないんです。

「めあて・指導目標」を設定できるようになる①
「めあて・指導目標」=「理想」=「目的地」
これがなければ、そもそも授業はやれない


ではめあて、指導目標はどうやって設定すればよいのでしょうか?

めあて・指導目標は「(学習者が)〜できる」という形で表現する

まず大事なことは「(学習者が)〜できる」という形でめあて・指導目標を設定すること。


ここでのポイントは2つです。




1つめは主語が「学習者が」となっているところ。


「先生が助動詞canについて説明する」みたいなことは目標になりません。


(悲しいけど「先生が教科書◯ページ終わらせる」みたいなことを目標に授業している人いますよね…)


主体はあくまでも「学習者」にしてください。




ただし、(学習者が)というように( )で表記しているのには理由があります。


それは実際に子どもにめあて・指導目標を伝える時に、いちいち主語を強調する必要がないことが多いからです。

今日の目標は
「助動詞canの肯定文を使った対話文を5文以上で書くことができる」
ですよ〜!

はーい

このときに、主語は「学習者」であることは、普通なら伝わりますよね。


なので、実際は「学習者が」と書くことがあまりないので、括弧書きにしています。





2つめは「〜ができる」という形でめあて・指導目標を表現すること。


授業は「できない」ことを「できる」ようにすることです。


なので「現時点でできないこと」を踏まえて、「〜ができる」という形で表現すればよいです。





めあて・指導目標の設定は、主語が「学習者」であること、「〜できる」という形で表現すること。


まずこの2つのポイントを押さえてください。

「めあて・指導目標」を設定できるようになる②
「(学習者が)〜できる」という形で目標を設定すること。

めあて・指導目標は具体的じゃないと意味がない

めあて・指導目標を設定する上でもう一つ大事なのは、具体的な言葉で表現することです。


「目標」は「目的地」だと言いました。


だとしたら「目的地」は具体的じゃないとたどり着けません。




「東京都」と「東京都中央区」と「東京都中央区日本橋人形町」では全然範囲が違いますよね。


それと同じです。




めあて・指導目標はできる限り具体的な言葉で表現してください。


曖昧な目標は、目標を設定していないのと同じで、あまり意味がありません。

「めあて・指導目標」を設定できるようになる③
目標は具体的な言葉で表現しよう

実際に目標設定をやってみよう!

①「(学習者が)〜できる」と表現する
②具体的に表現する
目標設定のポイントはわかったけど、実際にやると難しそうだわ

おっしゃる通りで、めあて・指導目標の設定は実際やってみると結構難しいです。


なので、実際にやってみようと思います。



教科は私の担当科目の英語でやりますので、ご了承くださいね。

(学習者が)助動詞canを使うことができる

さて、この目標、どうでしょうか?








この目標は…う〜ん微妙ですねぇ。


何が微妙って、曖昧すぎるのです。





以下、ツッコミポイントを箇条書きします。

「使うことができる」状態をもう少し細かく言語化できないか?

→ 口で話すことができればそれで良いのか、それとも書けないといけないのか?

→肯定文だけで良いのか、疑問文・否定文も必要なのか?

→助動詞canを含む簡単な文の意味がわかる状態?

→助動詞canの入った文の語順を説明できる状態?

→助動詞canの入った簡単な文を書くことができる状態?

→助動詞canの入った文をどんな場面で使うか、例を挙げることができる状態?


など…。



細かいと思いますか笑?


けどこれくらいの思考は絶対に必要です。


あと、そのうちパターンができてくるのであまり心配しないでください。


要は、何ができたらOKなのかという部分を、数字なども使いながら具体的にすればするほどよいです。




以上のような懸念点を踏まえて、再度目標を言語化してみました。

(学習者が)
1. 助動詞canを使った簡単な肯定文の、意味、語順を説明できる
2. 助動詞canを使用する具体的な場面を取り上げ、その場面での対話文を3文以上で書くことができる


どうでしょう?





ちょっと長いかな?という気もしますね。


ただこれくらい具体的にした方が本当はいいです。


(これでは足りないという意見もあってもいいくらいです)










ちなみに私がよく使っていたパターンは、

(学習者が)助動詞canを使った肯定文の、意味、語順、具体的な使い方を理解できている


これくらいスッキリさせていました。




ただし、見る人から見ると、この目標はとても曖昧です。


例えば「理解できている」ってつまりどういう状態なん?


とか。






ただ、これくらいスッキリさせていた理由は、当然継続的に授業をしているので、


「canを使った肯定文」といっても中学生の範囲の基本的な文がわかればよいこと、


「意味・語順を理解している」とは、意味や語順をノートにまとめながら説明できればよいこと、


「具体的な使い方を理解している」ということは具体的な場面を取り上げて対話文が書けること、


などが暗黙の了解として、あったからです。







実際、目標があまり長すぎても微妙です。


めあて・指導目標は子どもが言えるくらいの長さが理想的です。


私は毎回ノートに書かせているので、あまり長いと時間もかかりますしね。






ちなみに、目標は無理に1文にする必要もありません。


例えば、接続詞(because, if, when, I think that)を使ったスピーチをやったときのこと。


「修学旅行の行き先を決めよう」というテーマで発表させました。


そのとき私は、以下のような5つのレベルの目標を設定しました。

(学習者が)
Lv.1 全員が聞こえる大きさの声で発表することができる。

Lv.2 全員が理解できるスピードや、明瞭な発音、表現で発表することができる。

Lv.3 修学旅行の行き先はどこがよいか、理由を1つ以上つけて提案できる。

Lv.4 自分がその場所に行ったときの体験談を、伝えることができる。

Lv.5 もし、その場所に行ったとしたら何ができるかを、伝えることができる。

ざっくりですが、Lv.1からLv.5に上がれば上がるほど、難易度が上がるように目標を設定していました。


(ちなみにこの目標も本当はまだまだ曖昧だというのは、おわかりいただけますか?)





どうでしょうか?


めあて・指導目標の設定をどうすればよいのか、なんとなく掴んでいただけると嬉しいです!

「めあて・指導目標」を設定できるようになる④
何ができたらOKなのかをできる限り具体的に
ただし、目標は子どもが言えるくらいの長さが理想的
目標は1文じゃなくてもOK

めあて・指導目標は授業で必ず子どもに伝える(目標提示は必須)

最後に…


めあて・指導目標は必ず子どもに伝えること!(目標提示)


これを忘れないでください。




「めあて・指導目標」=「目的地」でしたね。


そう考えると「目的地」は先生だけでなく、子どもも知っておいた方が、迷いにくいでしょ?




授業というのは、


「今日はここ(目的地)に行くから、みんなで力を合わせてがんばろう!」と宣言する。(目標提示)


そして、目的地にみんなで力を合わせて向かっていく。(手立て・活動)


最後に、目的地にみんなが到着したかを確認する。(振り返り)


こういう流れで行うものです。




ちなみに完全習得を達成した「授業の展開・組み立て」にも目標提示はちゃんと入ってます。



そんな感じで、必ず授業で「目標=目的地」を伝えることを忘れないでくださいね!

「めあて・指導目標」を設定できるようになる⑤
目標は授業で必ず子どもに伝えよう(目標提示は必須!)

まとめ

この記事では、

「めあて・指導目標」を設定できるようになる

というゴールに向かって書いてきましたが、目標設定できるようになりそうですか?


大事なのは具体的に表現すること!


子どもも大人も迷わないように、「めあて・指導目標=目的地」の設定を必ずやってくださいね!

きらら
きらら

私の今日の目標は、ママのカバンの中に入っているクッキーを15時のおやつの時間に、あさって食べることよ。

あつい
あつい

こら!きらら!