【完全公開】英語授業の流れ・進め方、全3パターン

英語教育

授業の進め方が定まらない〜

なんかいまいち教科書の使い方がわからない〜

このような悩みを抱える英語の先生へ、私の授業パターンを完全公開します!


この記事を書いている人のプロフィールは以下の通り。

・中学校の元英語教員

・担当したクラスが、模試で全員が偏差値50以上、市でダントツ1位の成績を獲得


だまされたと思って、この通りに授業を一度やってみてほしいです!


授業がやりやすい!ときっと感じていただけるはずです。

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誰でもできる!英語授業の流れ・進め方3パターン

英語授業の流れ・進め方3パターンは以下の通りです。


①〜④と⑥は共通で、⑤だけパターンを変えます。

英語授業の流れ・進め方3パターン

①アイスブレイク×英単語
 ↓
②教科書本文の読解&音読
 ↓
③前時の復習
 ↓
④本時の目標提示
 ↓
⑤授業本編(3パターン)
パターン1:新出文法導入
パターン2:コミュニケーション活動
パターン3:クイズバトル
 ↓
⑥振り返り


①〜⑥まで順に解説していきます。

①アイスブレイク×語彙学習

授業の最初はアイスブレイクをかねて、テンポよく元気が出る活動や、ゲーム性のある楽しい活動を取り入れています。


(考え方はこの記事でもくわしく書いています)

英語授業では、アイスブレイクもかねて語彙学習から始めます。


活動は以下の4つのいずれか1つ。

アイスブレイク×語彙学習

  1. グループで発音チェック
  2. ペアで単語クイズ
  3. クラスみんなでパパイヤジュース
  4. クラスみんなでチョークリレー


1. グループで発音チェック


新出単語の導入時、発音指導から始めることが多いですが、私はそれをグループワークで行っています。


グループワークのやり方は次の通りです。

グループで発音チェック

(1)各グループに用意したCD音源や発音記号を参考に、新出単語の発音を練習する

(2)練習できたグループは教師(※AETにお願いすることが多い)のところへ行き、フラッシュカードをランダムで見せながら、一人一人が正しく発音できるかチェックする。一人でも出された単語を正しく発音ができなければ、もう一度席に戻って発音を練習する

(3)全員が正しく発音できたら活動終了。早く終わったら、単語のスペルを書いて覚える


2. 単語クイズ


これは、一人が日本語訳を出題し、もう一人がその英語を答えるというだけのもの。テンポよく終わるので、後半に時間が必要なときはこの活動をすることが多いです。





私は、教科書に出てくる新出単語を以下のようなプリントにして配布しています。

見ての通り、左側に英語、右側に日本語が載っています。


ちなみに、プリントは全てファイルに管理しますが、他のプリントとすぐに区別できるよう黄色い紙に印刷するので、”Yellow Handout”と呼んでいます。




活動の流れは以下の通りです。

単語クイズ

(1)プリントを見て、出題範囲を確認する。

(2)1分間プリントを使って、個人で単語の復習をする。

(3)ペアになり、片方の子どもが単語の日本語訳を出題、もう一人の子どもがそれを英語で答える。
※英語を答える子どもは原則プリントは見ない。この時、英語が得意な子どもが、先に答える側になる方がスムーズに活動が進む

(4)出題側と、答える側を交代して同じ活動をする。



3. クラスみんなでパパイヤジュース


パパイヤジュースはクラス全体で取り組むゲーム性のある活動です。


ルールはシンプルで、

1人が単語を言う→全員でリピートする


というのを、子どもが順番になってつないでいくというもの。ただし細かいルールがいくつかあります。


くわしくは次の記事を読まれてください。



4. クラスみんなでチョークリレー


チョークリレーもゲーム性のある活動です。体も動かしますし、めちゃめちゃ盛り上がります。


チョークをバトンのようにして、生徒が交代に英単語のスペルを1文字ずつ書いていきます。


早く単語が書けたチームにポイントが入ります。


くわしくはこの記事を読まれてください。

②教科書本文の読解&音読

次は「教科書本文の読解&音読」です。


ここで教科書本文を少しずつ進めていくのが、授業の流れの一番のミソ。


これのおかげで、授業はかなりやりやすくなります。




よくあるのが、教科書の流れに沿って「文法の日→本文の日→文法の日→本文の日…」という進め方。


けれどもそれだと「本文の日」がどうしても退屈になりがちです。


そこで、退屈になりがちな教科書本文を「毎日少しずつ進める」というやり方に変えたわけです。





ここで扱うのは以下のページ。(NEW HORIZONを例にしていますが、他の教科書も同じようなところがありますよね)



↓各ユニットの導入文

出典:NEW HORIZON 3(東京書籍)p70



↓各ユニットの対話文

出典:NEW HORIZON 3(東京書籍)p72



↓読み物教材

出典:NEW HORIZON 3(東京書籍)p54
あつい
あつい

各ユニットの長文は「クイズバトル」という別の方法で扱います。


本文の指導は、いわゆる文構造の把握です。主語・動詞・目的語などを確認して、難しい文を中心に精読します。


また、教科書本文は子どもが受け身になりがち、かつ退屈なので、できるだけ短時間集中で進めます。


5〜7分くらいでタイマーをセットして、時間で区切るようにしています。





なお、音読もここでやりますが、正直そんなに力は入れていません。


これは、フォニックスなど発音指導に力を入れることで補っているのと、コミュニケーション活動でたくさん話すようにしているからです。


③前時の復習

本時の内容に入る前に、必ず前時の復習をします。


わたしはそれを“ミニレクチャー”と称して、ペアの相手に授業するという方法で行います。


流れは以下の通りです。

ミニレクチャー

(1)ノートを開き、前時の目標とそれに対して何を学んだかを自分で復習する(30秒〜1分程度)

(2) ペアでミニ授業(30秒〜1分×2)
・隣同士ペアになり、一人が先生、もう一人が生徒になる
・先生が生徒にノートを見せながら前回の内容を伝える
・先生と生徒を入れ替えて同じことを行う
※先に先生になるのは、成績上位の子の方がより効果的(モデルを示せるから)

④本時の目標提示

ここからようやく本時の内容に入っていきます。


最初にやるのは「指導目標」を提示することです。


以下の2つのことをパワーポイントを使って提示します。

・今日の日付(Date)

・本時の目標(Today’s Goal)


そしてそれを、こんな感じで毎回ノートに書き写します。

なお、コミュニケーション活動のときは、活動で使用するワークシートに目標を書いて配布することが多いです。




「指導目標の設定の仕方がわからない」という人はこちらをチェック↓

⑤授業本編(3パターン)

あつい
あつい

いよいよ授業本編へ!パターンはたったの3つです。

パターン1 新出文法導入
パターン2 コミュニケーション活動
パターン3 長文読解(クイズバトル)

パターン1 新出文法導入

パターン1は、新出文法導入の授業です。おおよそ次の流れで行います。

パターン1 新出文法導入

(1)導入

(2)パターンプラクティス

(3)文法ワーク

(1)導入(2)パターンプラクティスがセットになることもあるので、厳密にこのように区切られるわけでもないです。


基本的な考え方としては、

口頭で繰り返し練習する→文字で書く


という流れにすることです。


なお、文法導入のネタはこの記事にある程度まとめています。


パターンプラクティスはどのようなやり方でもいいですが、とにかく繰り返し声に出して練習することで、文を体に染み込ませることを目的にします。


最後に文法ワークを解きます。ワークは学校で買わせているものを両面コピーして配布、基本の箇所だけ解かせています。


解き終わったら先生が個別で採点し、全問正解した人は、他の人の丸つけをします。

あつい
あつい

1つ目のパターンはこれで終わりです!
このパターンのときは、ほとんどの場合1時間完了です。

パターン2 コミュニケーション活動

パターン2はコミュニケーション活動。次のような流れで行います。

パターン2 コミュニケーション活動

(1)ワークシート配布、事前指導

(2)グループでコミュニケーション活動準備、ロールプレイなど

(3)ペアになりコミュニケーション活動本番(録音→振り返り×3回)

※2時間完了でやることが多いです。また、時間がかかるので前半の活動は短めに。


教科書で学んだことは、出来る限りコミュニケーション活動につなげています。
ex)接続詞(if, because, that, when)を学ぶ→接続詞を使う場面でプレゼンテーション




他にも、以下のようなコミュニケーションのページは、ほぼ全てコミュニケーション活動につなげます。

あつい
あつい

コミュニケーション活動はSpeakingが多いですが、教科書でたまにWritingのページがあるので、そこではWritingをやります。



なお、コミュニケーション活動の考え方については、次の2記事を参考にされてください!

パターン3 長文読解(クイズバトル)

パターン3つ目は長文読解。クイズバトルという方法を用います。


長文読解で扱うのは以下のページ↓


ここ、教えるのが苦手な人、多いですよね!


「クイズバトル」はこのみんなが苦手とする長文をお題にしたクイズ大会です。

クイズバトルのやり方

(1)事前準備

備品
・小型ホワイトボードセット×チーム数
・教科書本文プリント×チーム数
・プレゼンテーション投影セット×1
・タイマー×1

チーム分け
・4人1組
・チーム間の学力差は小さい方がよい

(2)お題の長文をチームで予習
・15〜20分
・グループ学習、進め方は自由

(3)解答席を配置
・教室後方に解答席をつくる
・スペースがない場合は、解答者を後方に立たせて自力で解答させる

(4)クイズバトル本番
・LEVEL1〜FINAL LEVELまで教科書本文の内容に関するクイズが出題される
・LEVEL1〜LEVEL4までは各チームから代表者1人を出して、自力で解答
・FINAL LEVELは、チーム全員で解答する
・一番ポイントの高いチームが優勝

※時間がかかるので、前半の活動は省略することが多いです。


活動のくわしいやり方はこちらから↓ 超オススメです。

あつい
あつい

ここまでが、授業本編3パターンの紹介でした!

最後は全パターン共通の「振り返り」です。

⑥振り返り

毎時間の授業の終わりは「振り返り」で〆ます。これはどのパターンでも共通です。


④で提示した「指導目標」に対して、学習内容の「まとめ」をします。


振り返りは毎回授業内で一人一人個別でチェックし、その日の到達度を測定します。


理解が見られていない場合は、個別にフォローしたり、次時以降に、全体で再確認したりします。


↓振り返りはこんな感じでノートに


振り返りをチェックしてもらった人から、授業終了!となります。(終わりの挨拶はなし)


なお、授業内でどうしても振り返りの時間を取れなかった時は、次時の授業前半に振り返りの時間をとることも稀ですがあります。


それくらい、振り返りは大事にしています。



あわせて読みたい↓


本当にこの3パターンだけで全部できるの?教科書終わる?

きらら
きらら

なるほど、確かにこの3パターンは使えそうだね!

けど、本当にこのパターンだけ全てでできるの?
教科書終わらないんじゃない?

このような疑問に答えます。


結論としてパターンは本当にこれだけ。ただし、このパターンだけでは教科書を隅々まで全て終わらせているかと言われれば、そんなことはありません。


じゃあ、余った教科書のページはどうするのか?この質問に対する答えは2つです。


1つは余った時間で補うこと。


やってみるとわかるのですが、この授業の流れを取り入れると、教科書がサクサク進むので、かなり時間が余ります。
※定期テストの2週間前くらいには、テスト範囲が終わる。


そこで私は、余った時間にテスト勉強を徹底的にやるのですが、そこで教科書のやっていないページを扱うことがあります。

あつい
あつい

余った時間では、
・テスト対策用のドリル
・教科書のリスニング
・コミュニケーションテスト

などをやっています。


もう1つの答えは、そもそも教科書を隅から隅までやらない。


主要なページはもちろん全て終わらせますが、細かいところまで全部やることは求められてもいないし、やる必要もないと考えています。

あつい
あつい

もし、学校の方針で「教科書を全部やれ」ということでしたら、先に述べたように、余った時間でテスト対策をしながら少しずつ進めていくと思います。

教科書はあくまでもツールの一つにすぎないので、全て終わらせることにこだわる意味などありません。

宿題は?小テストは?

きらら
きらら

宿題とか、小テストの時間はどうしてるの?
そういうのを授業内でチェックする時間も必要でしょ?


このような疑問も浮かぶかもしれません。


で、私は宿題は出していませんし、単語テストなどの小テストも一切やっていません。


正確に言うと、宿題は自由提出の自主学ノートのみ。


それで大丈夫なの?と不安になるかもしれません。実際私も小テストをしていた時期もありました。


けれども私は、あるときから「子どもは自分の力で進んでいける」という基本ポリシーを掲げるようになりました。


その一つとして「勉強は自分でやれるし、やるべきものである」というメッセージを発し続けているのです。


小テストや宿題は、勉強を半ば「強制」するものです。


なぜ勉強を強制するのかというと、「子どもは自力ではやれない」「子どもはサボる」という前提に立っているからではないでしょうか?


普通の中学校で、完全習得(偏差値全員50以上)&自治体トップの成績を取るまで子どもが成長したのは、宿題や小テストがなかったからこそだと考えています。


ちなみに、宿題不要を訴えているのは私だけではなく、宿題なんかやらなくてもガンガン成果を出している人は他にもいます。


【参考】なぜ宿題は「無駄」なのか?――“当たり前”を見直した公立中学校長の挑戦

あつい
あつい

英語授業の流れ・進め方

①アイスブレイク×英単語
 ↓
②教科書本文の読解&音読
 ↓
③前時の復習
 ↓
④本時の目標提示
 ↓
⑤授業本編(3パターン)
パターン1:新出文法導入
パターン2:コミュニケーション活動
パターン3:クイズバトル
 ↓
⑥振り返り

ぜひ、取り入れてみてくださいね!

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