「オーディブルが気になっているが、自分に本当に合っているかどうかが不安」
「オーディブルがいいって聞くけど、デメリットはないの?」
そんなあなたのために、オーディブルヘビーユーザーの筆者が、Audible(オーディブル)6つのデメリットを本音で正直に伝えます。
オーディブルは30日間無料で体験できます。今日が人生で一番若い日。オーディブルで、あなたの日常に刺激とインスピレーションを。
Audible(オーディブル)6つのデメリット。いまいちなのか【口コミあり】
1. 合う/合わないがはっきり分かれる
オーディブルのデメリット1つ目は、合う/合わないがはっきり分かれること。つまり使ってみて「自分には全然合わなかったや…」となる可能性は正直あるでしょう。
合わない理由としてまず考えられるのが、ライフスタイルに合わず、聞く時間が取れないからというものです。
オーディブルが一番向いている人は「家事」「車や電車での通勤」「運動」などの時間が長い人。手や目は空いていないけれども、頭と耳は空いているときに“聴く読書”は威力を発揮します。
しかし、筆者自身もまさにそうなのですが「家事」「通勤」「運動」の時間がそんなに長くない…という人もいますよね。そんな人も、工夫すれば“聴く読書”の時間は案外取れると思います。
どんな本を聴くかによっても変わるのですが、たとえば小説だと頭に入ってきやすいです。
「日常のなかで、聴くチャンスはないかな?」「この本なら聴けないかな?」と、いろいろ試行錯誤してみると、案外聴けるチャンスはあると私は思います。
もう1つ、オーディブルが合わない理由として考えられるのが、頭に入ってこないというものです。
「視覚優位」「聴覚優位」という言葉を聞いたことがあるかもしれませんが、耳からのインプットが苦手という人はやはり一定数います。(“慣れ”と本のチョイス次第で、ある程度カバーはできると思いますが)
ただ、逆にいうと
読むのは苦手だけれども、聴くのは全然いけた!!
という人もいるということです。何はともあれ、試してみないとわからないと思うので、まずは無料体験から始めてみてください。「聴く読書」が上手くハマれば、あなたも月10冊くらい読めるようになるはず!
2. 聴いていると眠くなる
オーディブルのデメリット2つ目は、聴いていると眠くなること。
Audible(オーディブル)では俳優や声優などプロが朗読してくれます。
これがとっても耳に心地いいのですが、その心地よさゆえ、だれもが経験するのが寝落ちです。
実際、筆者も寝れないときにAudible(オーディブル)の朗読を聴くと、スッと入眠できたことが何度もあります。そして、眠っているうちにどんどん先まで進んでしまって、どこまで聴いたかわからなくなりがち…。
オーディブルアプリにはスリープタイマー機能があり、一定時間経ったらに自動で切れるという設定もできるので、上手に活用していきたいところです。
▼入眠のためにオーディブルの無料サンプルだけを聴く強者も…。
3. 図がある本が読みづらい
オーディブルのデメリット3つ目は、図がある本が読みづらいこと。
本を聴いていると「図1を参照」みたいに読まれることが結構あります。図自体は、アプリ内から見ることはできるのですが、
え!手が離せないから耳で聴いているのに、図なんて参照できないよ!
となって、結局そのままになってしまうことがほとんど。
それでも問題なく読める場合が多いのですが、やっぱり「図を参照」と言われたら図を見たいと思ってしまうのが正直なところです…
オーディブルで図のことを気にせずに安心して聴けるのが小説です。
耳で読書するのが初めての人は、まずは小説から初めてみられるのはいかがでしょうか?
4. アウトプットに使いづらい
オーディブルのデメリット4つ目は、アウトプットに使いづらいこと。
本をただ読み進めるだけ(インプットだけ)なら、オーディブルでも全然OK!しかしブログ記事で本を紹介したり、何かにまとめたいというとき、
- 漢字や句読点がわからない
- ページ数がないので引用できない
- 大事な箇所にメモを入れたり線を引いたりできない
などの弱点から、アウトプットには使いづらいな…と感じます。
星野リゾートの星野社長もオーディオブック愛用者とのことですが「本当に必要な本は紙で買い直し、メモを書き込む」とおっしゃっていました。
“聴く読書”でざっくり内容把握&本を厳選→アウトプットしたければ紙の書籍で、というのはいろんな場面で使えそうな技ですね。
また、これは筆者が最近編み出した技なのですが、本の内容をノートにどんどんメモしていくには“聴く読書”は案外いい!(そのとき漢字などはとりあえず気にしない)
紙の本って、片手で本を押さえたり、本とノートを目で行き来するのが結構大変です。
しかしその点オーディブルを使えば、聴く耳とノートだけに集中できるのです。これがやってみると、かなり心地いい。
お気に入りのノートとペンを使って、毎日30分でも「耳で聴く→ノートにメモをとる」という習慣をつければ「ただ読むだけ」「ただ聴くだけ」よりも知識を血肉化しやすくなるでしょう。
▼筆者オススメのノート&ペン
5. 飛ばし読みしたり、読みたいところに戻りづらい
オーディブルのデメリット5つ目は、飛ばし読みしたり、読みたいところに戻りづらいことです。
読書が得意な人は、本を選ぶときにパラパラと飛ばし読みしたり、要点だけをざっくり掴んだりするのが上手です。しかしオーディブルでは、そういう技法が使えません。結果的に、しばらくして聴いてから「なんかこの本微妙かも…」と思ったり、「紙で読んだ方が早いじゃん」と感じることも。
ただ紙の本と違って、自分の意志と関係なく無理やり読み進めてくれるのは、それはそれで大きなメリットだったりもするんです。ふつうなら投げ出してしまう本も、オーディブルだから完読できたことがもう何度もあります。
ちなみに、オーディブルは最大3倍速まで速くすることができるので、ある程度スピードアップは可能です!
あとは「ちょっと聞き逃した」「もう一度あそこを聴きたい」と思っても、ピンポイントにその場所に戻すのが難しいことも“聴く読書”のデメリットです。
6. イヤホンを忘れたり充電が切れると詰む
オーディブルのデメリット6つ目は、イヤホンを忘れたりイヤホンの充電が切れると読書できないこと。これは通勤時にイヤホンで聴く人限定かもしれませんが、職場や家にイヤホンを置いてきてしまって読書できなかったというパターンを、筆者は何度も経験しました。
- 家用と通勤用のイヤホンを分ける
- (充電式イヤホンを使う場合は)充電が切れていたときに使うイヤホンをカバンに忍ばせておく
などの対策をすれば解決できますので、困ったときはぜひ試してみてください。
▼AmazonのEcho Budsはスマホの操作なく、音声だけでオーディブルを再生してくれるのでおすすめ
【番外編】オーディブルの値段が高いと感じる人へ
さて、これはデメリットというよりも感じ方の話ですが、オーディブルの料金1,500円/月は高いんじゃないの?と思われる方がいらっしゃるかもしれません。
結論これは、
- 聴きたい本やポッドキャストがあるか
- 月に最低でも2〜3冊は聴けるか
- “聴く読書”にメリットを感じられるか
という部分に左右されるので、一概に結論づけることはできません。ただ1つ言えるのは、“聴き放題”コンテンツはかなり優秀だということ。百聞は一見にしかずなので、ぜひ以下リンク集からどんな本が聴けるのか一度チェックしてみてください。
▼オーディブルのオススメ本のまとめ記事も参考にされてください
ちなみに、オーディブルの競合にaudiobook.jpがあります。こちらは聴き放題プラン月額625円〜なのでオーディブルより安いのですが、コンテンツの質や量はオーディブルに軍配が上がります。多少値段が高くても、個人的にはやはりAudible(オーディブル)をおすすめします。
まとめ
この記事では、Audible(オーディブル)のデメリット6つについて、筆者の経験+口コミを交えて書いてきました。まとめると次のとおり。
当然ですが、こうしたデメリットを補ってなお余りある大きなメリットがあるので、筆者はオーディブルを使っていますしオススメしています。
なんというか、オーディブルって自分なりの使い方を発見する喜び・使いこなしていく喜びがあるんです。あとは紙の本の完璧な代替物になるわけもないので、どちらか片方を選ぶのではなく、使い分けていけばいいと思います。
今日が人生で一番若い日。なにはともあれ自分で試してみないとわからないので、Audible(オーディブル)が少しでも気になっている人は無料体験に登録して、実際に使ってみてください(気に入らなければいつでも解約できます)。
オーディブルは30日間無料で体験できます。今日が人生で一番若い日。オーディブルで、あなたの日常に刺激とインスピレーションを。