【書評】『模倣と創造』要約・まとめ・感想

読書

\この記事を読むメリット/

「デザインやクリエイティヴに興味がある」
「もっとセンスを身につけたい」
そんなあなたにオススメな書籍『模倣と創造 13歳からのクリエイティブの教科書』を、他サイトよりもくわしく・わかりやすく要約。この記事を読むだけで、本のエッセンスがすべてわかります。

今回読んでいくのは『模倣と創造 13歳からのクリエイティブの教科書』という本です。

著:佐宗 邦威
¥1,260 (2022/07/24 11:29時点 | Amazon調べ)

著者:佐宗 邦威(さそう くにたけ)
発行年:2022年
出版社:PHP研究所

「創造力は運任せでも遺伝でもない」がキャッチコピーのこの本。

「創造」「クリエイティブ」って聞くと、生まれつき才能あるアーティストや、世界を変える一部の天才たちのものでしょ、自分にはどうせ無関係…だと諦めていませんか?

けれども、この本の著者はクリエイティブは学んで身につける力だし、誰でもできると言います。

本で紹介されているゼロからの「創造」の学び方。この記事を読むだけで、そのエッセンスがわかります。

ゆるい
ゆるい

この記事に出会っていただき、心より感謝いたします。
執筆者のあつくてゆるい(@atsukuteyurui)と申します。
読んでくださった方にご満足いただけるよう、わかりやすく書くことを心がけています!
しかし、もし難しいところや、質問などあればお問い合わせからお気軽にご連絡ください。精一杯対応させていただきます。


なお『模倣と創造 13歳からのクリエイティブの教科書』は“聴く読書”Audible(オーディブル)で聴き放題で聴けます。
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【書評】『模倣と創造』要約・まとめ・感想

著者紹介

佐宗 邦威(さそう くにたけ)
東京大学法学部卒。イリノイ工科大学デザイン学科修士課程修了。P&Gにて、ファブリーズ、レノアなどのヒット商品のマーケティングを手掛ける。ソニー クリエイティブセンターにてソニー全社の新規事業創出プログラムの立ち上げなどに携わった後、共創型戦略デザインファームBIOTOPEを設立。大学院大学至善館准教授。京都造形芸術大学創造学習センター客員教授。

はじめに 創造する力とは希望をつくる力

創造する力とは希望をつくる力

この1文に込められているのは「創造」することで自分らしく生きていこうよ!というメッセージ。

本書には「創造」ってどうやればいいの?という手順やアイデアが、たくさん示されます。

この本で創造とは「自分の内面の感性で、今はまだ存在していないものを想像し、それを実際に世の中に形にしていくあらゆる行為」であると定義されます。

ちなみにこれは、世の中を一変させるような大きなクリエイティブ(Big-C)である必要はないのです。

自由に絵を描いたり、文章を描いたり、instagramやYouTubeに動画を上げたり…そんなごく身近で小さなクリエイティブ(Mini-c)も含むのです。

創造は私たちがより楽しい人生を送れるよう、日常を変化させ、自分らしく生きるためのライフスキル。

1人1人が小さなクリエイティブ(Mini-c)を発揮することにより、自分を表現し、自分らしく生きられる世界を目指そう!というのが著者である佐宗さんの思いです。

では、創造力を鍛えるためにはどうすればいいのでしょうか?本書では次の3ステップが示されます。

創造力を鍛える3ステップ

ステップ1【守】模倣 − まねる
ステップ2【破】想像 − えがく
ステップ3【離】創造 − つくる

ポイントは、いきなりつくり出さなくていい、まずは「模倣」から始めよ!というところ。「模倣」は創造の道への第一歩。模倣ができれば想像脳を手に入れる入り口に立つことができるそう。

では「模倣」ってどうやればいいの?というところを、次章でくわしく読んでいきましょう。

著:佐宗 邦威
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第1章 模倣 − まねる

小さな違いまでしっかり観察し、模倣せよ


美大生が最初に学ぶのはデッサン。それと同じでまずは「模倣」つまり「真似」をするトレーニングをしてくのが創造への第一歩です。

ただし、ただなんとなく真似るのはNG。目の前のものをじっと観察し、微妙な違いを捉えて写します。

本書では「右脳で見る」という表現がされていましたが、そこに左脳的な思考1を挟みません。

ありのままに、小さな違いまで観察することが、自分の感性を働かせることになるのです。

ゆるい
ゆるい

自分はこの話を読んで、仏教のヴィパッサナー瞑想の合宿に参加した経験とつながりました。
“Just observe.(ただ観察せよ)”というのがそこでのキーワードなのですが、ヴィパッサナー瞑想では呼吸や皮膚の表面の触覚など、身体感覚に思考2を挟むことなく、ただそれをそのまま観察し、感じていきます。
また、合宿数日が経つと、普段は感じられない微細な感覚が不思議と感じられるようになるのです。著者のいう「右脳で見る」「微妙な違いを捉える」というのは、ほぼこれと同じだと思います。

アナログ志向。まずはとにかく手を動かせ


これは「模倣」に限らないことですが、手を動かすことの重要性が解かれていたことが印象的です。

みなさんは「ペンフィールドのホムンクルス」というのを聞いたことはありますか?

ペンフィールドのホムンクルス

なかなかグロテスクですが、これは大脳の対応領域の割合を、実際の身体に表現した人形。

きらら
きらら

手がすごく大きい!!


そうなんです。なんと、手は脳の神経細胞の4割を占めているということなのだそう。

「手は第2の脳」という言葉もありますが、著者いわく「手を使わないということは、脳の4割を使わないようなもの」とのこと。

きつね
きつね

最終的なアウトプットはデジタル化するんだから、最初からデジタルでやった方が効率的じゃん

みたいに、つい思いがちですよね?筆者も実際、そう思っていました。

もちろんこれはデジタルを一切使わないという意味ではありません。しかし、デジタルはアナログに比べると自由度は低いですし、手を動かさないので自分の頭で考えるチャンスを失います。

実際、著者の出会ってきたデザイナーやクリエイターは、みんな手書きの習慣を大事にしているそう。

デジタルの時代だからこそ、手を使って考えることがより重要な習慣になるのです。

ゆるい
ゆるい

具体的には、

・好きなイラストを真似して描く

・美術館では気に入った絵を、細部までじっくり見る。その後家で真似して描いてみる
などの方法が紹介されていました。まずはとにかく手を動かし、よい創作物の型を身体で覚えていきましょう。(絵が中心ですが、他の創作物でも応用できると思います)


センスを蓄積せよ


ことり
ことり

あの人はセンスがあっていいなぁ…
私はセンスがない…

「センス」ってどうやって身につけるのでしょうか?

センス(sense)とは「感じる」こと。つまり、日常のあらゆる瞬間に自分が何を感じているか、中でも特に「気持ちいい」という感覚に意識を向けることでセンスは育まれるのです。

したがって、自分が「好き」「センスがよい」と感じるものを積極的に体験することが大切。

オンライン生活が続いて外に出ることが少なくなっていますが、センスを育むためにはどんどん外に出て、五感をフル活用して体験していきましょう。

第1章まとめ

まずは自分の好きな作品を、手を動かして「模倣」しよう。細かな違いまで観察し、感じ取ろう。

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第2章 想像 − えがく

「模倣」を通じて、自分のなかにたくさんのよい作品の型・センスを蓄積してきたら、次は自分なりのエッセンスを入れてみる段階。これがステップ2「想像」です。

「想像力」は「妄想」と「模倣のデータベース」のかけ算。

つまり「自分はこんなことをしてみたい」という、ワクワク妄想する時間、“自分が主語”の時間を日常のなかに取り入れていく必要があるのです。

ところでみなさんは、“自分が主語”の時間を取れているでしょうか?

スマホが普及するようになり「自分の余白の時間が、他人のビジネスチャンスに変わってしまった」という1文がありましたが、これはまさに言い得て妙。

忙しい現代人は、余白の時間を作る努力がまず必要ですよね。

お気に入りのノートとペンを用意し、スマホは持たずにお気に入りのカフェにこもってみる。

そして自分の心の叫び、モヤモヤ、ワクワク…こうしたことを吐き出すことから始めてみましょう。

ゆるい
ゆるい

私たちが自分の考えや意見を表現するのを恐れがちなのは、他人の目を気にしすぎだから。
「自分の意見なんて独自性ないよ…」と確かに思いがちだけど、まず声に出してみるだけで十分なスタートだというメッセージは、勇気づけられました。

第2章まとめ

日常に「余白」を。「私は〜したい」「私は〜だと思う」というような“自分を主語”にして想像する時間を作ろう!

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第3章 創造 − つくる

「模倣」によって感性のセンサーが働き、「想像」によって自分が描いてきた思いやビジョンが生まれてくると、私たちは自然に形にしたくなります。

ではどうやって?というのが第3章のテーマ。情報量が多めの章ですが、ここでは重要かつ印象的だったところをつまんでまとめておきます。


発散と収束。人から褒めてもらえる環境に身を置く


  • 創作の前半は、自由な発想でいろんなアイデアを発散させる。“遊び”に寛容になる
  • 創作の後半は、質に厳しく収束・洗練させていく


以上が、ざっくりした創作の流れ。これはなんとなくイメージできるのではないでしょうか?

その際に大事なのは、否定されるのではなく、他の人から褒めてもらう環境に身を置くこと。

創作のエネルギー源は、好奇心と他の人から褒めてもらうことなのだそう。これによって想像的思考は駆動していくのです。

自分のアトリエを持とう


読んでいてワクワクしたのが、自分のアトリエを持とう!というところ。

創作するには、細切れではなくある程度まとまった時間が必要。

自分が集中できる時間を選んで、自分のアトリエにこもります。

ときに産みの苦しみにさいなまれることもあるでしょう。

しかし、アイデアとは混沌から生まれるものだし、偶然つながって生み出されるものです。(“クリアすぎるのも考えもの”なのだそう)

行き詰まったときは、散歩に出かけたり、運動をしたり、片付けしたり、紙に書き殴ったり、話を聞いてもらったり、思い切って寝たり…工夫して乗り越えていきましょう。

ゆるい
ゆるい

何をやってもどうせダメ…と諦めている人、いますよね。
けれども「しっくりくる表現フォーマットは必ず見つかる」というメッセージにも勇気づけられました。絵でも、動画でも、文章でも、写真でもなんでもいい。点と点をつなげて、自分なりの「星座」を描こう!と著者は熱く語るのです。

第3章まとめ
  • 創作のエネルギー源は、好奇心と他の人から褒めてもらうこと。まずはどんどんアイデアを出し、それを認めていこう
  • 自分のアトリエを持ち、まとまった時間そこに篭ろう。行き詰まったら、リフレッシュしてブレイクスルーを待とう
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おわりに 私たちはどのように生きるか?

「おわりに」では、著者がこの本に込めた熱いメッセージが語られます。

高度経済成長期、放っておいてもどんどん世の中がよくなる時代を日本は経験してきました。

そのような時代においては、私たちは他人の成功例(いわゆる社会のレールに乗っかるような生き方)を真似するだけでよかったのです。

また、“明るい未来のためなら今を我慢する”というような生き方でもOKでした。

しかし今はその逆。少子高齢化、地球温暖化による気候変動、不安定な国際情勢…今を我慢したところで、将来明るい未来が待っているとは限りません。

今を充実させ、今この瞬間を楽しんでいくプロセスが大事になるのです。

そして正解のない時代、自分ならではの未来を自分自身で描いていくしかありません。だからこそ「創造」が、1人1人の小さなクリエイティブ(Mini-c)が必要なのです。

幸い、現代は個人が何かを創造・表現しやすい時代でもあります。

「創造」することを通じて、自らの生きがい、自らの希望を自分でつくっていきましょう!

まとめ

この記事では『模倣と創造 13歳からのクリエイティブの教科書』を要約してきました。ポイントをまとめると次の通り。

『模倣と創造 13歳からのクリエイティブの教科書』まとめ

なにかを創造するには「模倣」→「想像」→「創造」の3ステップで進めよう

  1. 模倣:まずは自分の好きな作品を、手を動かして「模倣」しよう。細かな違いまで観察し、感じ取ろう
  2. 想像:日常に「余白」を。「私は〜したい」「私は〜だと思う」というように“自分を主語”にして想像する時間を作ろう
  3. 創造:創作のエネルギー源は、好奇心と他の人から褒めてもらうこと。まずはどんどんアイデアを出し、それを認めていこう。自分のアトリエを持ち、まとまった時間そこに篭ろう。行き詰まったら、リフレッシュしてブレイクスルーを待とう

「創造(クリエイティブ)」と聞いたとき、どうしても私たちは「才能」と結びつけがち。と同時に、自分には「どうせ才能はないから」と諦めてしまいます。

しかし、この本には「あなたはあなたなりに表現すればいいんだよ」という力強いメッセージが貫かれています。この言葉に勇気づけられる人はきっと多いのではないでしょうか。

また、最初からつくり始めるのではなく「模倣」から始めればOK(というより「模倣」から始めるべき)だと著者はいいます。

よい作品の型を自分自身の中にセンスとなって蓄積されていくというのも「センスがない」と逃げがちな人に一歩を踏み出させてくれそうだと感じました。


1つ思ったのは、著者のいう「創造」って、日常に余白がないと難しそうだということです。

私自身、子どもが生まれてからブログ更新がすっかり滞ってしまったのですが、結局現代人は日常に余白をつくり出すことそのものに苦労するのではないか?と思ったんですね。

ふくろう
ふくろう

平日は忙殺されて、土日は疲れをとるために半分は寝ていて、残りは家族サービス…


そんな毎日だととてもこの本の通りにはできないのではないでしょうか。

まずは日常に「余白」をつくり出す。それができるかどうかが、最初の関門。

クリエイティブに生きるということは、日々の生活をトータルでデザインしていく、1つのライフスタイルなのだと感じました。


今日が人生で一番若い日。自分を表現して、自分らしく生きていきたいという人は、ぜひ『模倣と創造 13歳からのクリエイティブの教科書』を手に取って読んでみられてください。

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なお『模倣と創造 13歳からのクリエイティブの教科書』は“聴く読書”Audible(オーディブル)で聴き放題で聴けます。

「クリエイティブ」に関する本がほかにも聴き放題に入っていますので、興味のある方はぜひあわせて聞いてみてください。

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ゆるい
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